ドル円コンパス

【ドル円コンパス】今日の為替相場予想(2026年10月2日)

従来の太字ゴシック体と重要度の星表示を復元したドル円コンパス

おはようございます。Trader MTです。昨日1日のドル円は157.395円で始まり、日銀会合の「主な意見」が追加利上げを急がない内容と受け止められ、158.456円まで上昇しました。ただし、158円台では介入警戒と米金利低下が上値を抑え、158.065円で終了しています。今朝は157.87円前後です。今日は8時20分のローガン・ダラス連銀総裁発言、8時30分の東京都区部消費者物価指数、21時30分の米雇用統計を確認します😌(公開時刻:10:02/日本時間)。

ドル円:昨日の振り返り(2026年10月1日)

1日のドル円は157.395円で始まりました。東京朝は米金利の高止まりで157.55円前後へ上昇し、8時50分に公表された日銀短観と日銀会合の「主な意見」を受けて円売りが加速しました。特に、内閣府出席者が既往の利上げの影響を十分点検するよう求めていた点が、追加利上げへのけん制と受け止められました。午前中に158.20円近辺、午後には158.40円近辺まで水準を切り上げ、東京市場では日米金利差より日銀の利上げペースを巡る認識修正が主因になりました。

ロンドン時間は158.30円前後で始まり、東京で進んだ円売りを引き継ぎました。日銀の政策正常化が加速しにくいとの見方が下値を支えた一方、158円台半ばでは政府・日銀の介入警戒が強まり、買い上がる勢いは鈍化しました。東京で材料を織り込んだ後は、158.45円付近を明確に越える新しい金利材料が不足し、上値追いより高値圏での持ち高調整が中心になりました。

NY時間は新規失業保険申請件数が19.7万件と前週から改善しましたが、反応は限定的でした。ドル円は158.20円台まで上げた後、ジェファーソンFRB副議長が追加の政策調整をデータの傾向を見ながら慎重に決めるべきだと述べたことで伸び悩みました。米財務省の終値ベースでは2年債利回りが4.78%、10年債利回りが5.24%と前日から低下し、日銀材料で進んだ円売りを米金利が追加で支える形にはなりませんでした。終値は158.065円です。

日付始値高値安値終値
2026年10月1日157.395158.456157.221158.065

※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。

東京時間

東京時間は157円台半ばから158.40円近辺まで上昇しました。日銀会合の「主な意見」に引き締め加速を迫る内容が乏しく、内閣府出席者の発言が利上げけん制と解釈されたためです。ただし、日足高値158.456円は200日線158.473円と雲下限158.437円が重なる帯で止まりました。今日は東京CPIが上振れても158.00円を回復できない場合、昨日の円売りが一巡した可能性を考えます。

欧州・NY時間

欧州時間は158.30円前後を維持しましたが、東京高値を更新できませんでした。日銀材料だけで円売りを積み増すには介入リスクが大きく、米長期金利も前日比で低下したためです。今日も157.70円を保って158.00円を回復できれば持ち直しですが、157.70円を割り込んだまま米金利が低下する場合、157.43円付近まで調整が広がる可能性があります。

NY時間は雇用統計が最重要です。非農業部門雇用者数だけでなく、失業率、製造業雇用、平均時給を別々に確認します。雇用者数が強くても失業率上昇や平均時給鈍化が同時に出れば、初動のドル買いは続かない可能性があります。反対に、雇用者数と賃金がそろって強く、米2年債と10年債の利回りがともに上昇すれば、158.06円から158.20円を回復する条件が整います。

ドル円:今日の注目材料(2026年10月2日)

✅ 10月2日(金)の重要度の高い経済指標・イベント
時間通貨指標・イベント重要度前回予想
08:20🇺🇸ローガン・ダラス連銀総裁 発言⚡️⚡️⚡️⚡️――
08:30🇯🇵東京CPI(前年比)⚡️⚡️⚡️⚡️+1.9%+2.5%
08:30🇯🇵東京CPI・除生鮮(前年比)⚡️⚡️⚡️⚡️+1.8%+2.3%
21:30🇺🇸米雇用統計:非農業部門雇用者数⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️+16.2万人+8.8万人
21:30🇺🇸米雇用統計:失業率⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️4.1%4.1%
21:30🇺🇸米雇用統計:製造業雇用者数⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️+1.6万人+1.0万人
21:30🇺🇸米雇用統計:平均時給⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️+0.3%/+3.1%+0.3%/+3.1%

東京時間は8時20分のローガン・ダラス連銀総裁発言に続き、8時30分に東京都区部消費者物価指数が発表されます。総合指数と生鮮食品を除く指数を分けて評価し、予想を上回る場合は日銀の利上げ観測を通じた円買い、下回る場合は利上げを急がないとの見方を通じた円売りが想定されます。反応の持続性は157.80円、157.70円、前夜安値157.43円のどこで止まるかで判断します。

米国時間は21時30分の雇用統計に集中します。非農業部門雇用者数の予想は+8.8万人で、前回+16.2万人から伸びが鈍化する見込みです。一方、失業率は4.1%、平均時給は前月比+0.3%・前年比+3.1%の横ばい予想です。雇用者数の増減だけで景気の強弱を決めず、失業率と賃金が示す需給、米金利、ドル円の順に確認します。

ドル円:今日の見通し(2026年10月2日)

今日の基本構図は、日足が25日線156.721円と転換線157.706円の上を保つ一方、200日線158.473円と雲下限158.437円の下にあるという戻り局面です。5分足は157.872円が25本線158.001円、75本線158.059円、200本線158.026円を下回り、短期は調整優位です。157.70〜158.06円を判定帯とし、外側では157.43円と158.46円を重要な分岐にします。

ファンダメンタルズ分析

日本側では、東京CPI総合の予想が前年比+2.5%、生鮮食品を除く指数が+2.3%です。両方が上振れ、157.70円を割った後も戻りが157.90円で止まれば、日銀の利上げ観測が再び意識されやすくなります。総合だけが上振れて基調指数が伸びない場合や、指標後も157.80円を保つ場合は円買いの持続性が弱く、結果そのものより価格の定着を優先します。

米国側では、非農業部門雇用者数が予想を上回っても、平均時給が弱ければ利上げ観測は強まりにくくなります。反対に雇用者数が弱くても、失業率が上がらず賃金が強ければ、景気後退を織り込むドル売りは続かない可能性があります。米2年債利回り4.78%と10年債利回り5.24%が発表後にどちらへ定着するかを見て、158.06円回復または157.70円割れの信頼度を判断します。

テクニカル分析

📈 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は156.721円、75日線は159.485円、200日線は158.473円です。終値158.065円は25日線を1.344円上回る一方、200日線を0.408円下回っています。昨日高値158.456円は200日線の直前で止まっており、158.44〜158.48円は戻り売りが集まりやすい帯です。157.70円を保てば再挑戦、割れば25日線方向への調整余地が広がります。

📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線は157.706円、基準線は156.640円、雲下限は158.437円付近です。終値は転換線の上、雲の下にあり、反発基調と上値抵抗が同居しています。157.70円は日足反発を保つ最初の支持、158.44円は雲へ入れるかを判定する抵抗です。158.44円を終値で越えられなければ、反発は戻り売りの範囲にとどまります。

📈 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは+0.018、シグナル線は-0.273、ヒストグラムは+0.291です。MACD線はシグナル線を上回り、ゼロラインもわずかに回復しました。反発モメンタムは改善していますが、ヒストグラムは前日の+0.316から縮小しています。158.44円突破とヒストグラム再拡大が重なれば上昇を補強し、157.70円割れと縮小継続なら反発失速と判断します。

5分足では157.872円が25本線158.001円、75本線158.059円、200本線158.026円をすべて下回っています。転換線157.906円と基準線157.968円、雲157.94〜157.99円付近も上にあり、157.94〜158.06円が短期の戻り売り帯です。MACDは-0.048、シグナル線-0.039、ヒストグラム-0.009で下向きです。158.06円回復までは戻り売り優位、157.70円割れで下落加速とみます。

シナリオ分析

↗ 上昇シナリオ(想定確率45%)
157.70〜157.80円を維持し、157.94〜158.06円の5分足抵抗帯を上抜け、押し目でも158.00円を保つ展開です。米雇用統計の非農業部門雇用者数と平均時給が予想を上回り、米2年債と10年債の利回りがともに上昇すれば、158.20円、前日高値158.456円を越え、158.80円から159.10円まで上振れる余地があります。157.70円を明確に割る場合はこのシナリオを否定します。

↘ 下落シナリオ(想定確率55%)
157.94〜158.06円の抵抗帯を回復できず、157.80円、日足転換線157.706円を順に下抜ける展開です。東京CPIの上振れ、米雇用統計の弱さ、米金利低下が重なれば、前夜安値157.43円、前日安値157.221円を経て日足25日線156.721円まで下値が広がります。米金利上昇を伴って158.06円を回復し、158.20円を越える場合は否定します。

時間帯別の展開予想

東京時間
8時20分のローガン総裁発言と8時30分の東京CPIを順番に確認します。発言で米金利が動いた直後に物価指標が続くため、最初の値動きをそのまま追わず、8時30分後の157.80円と157.70円の攻防を優先します。CPI上振れでも157.70円を割れない場合は円買いの弱さ、下振れでも158.06円を回復できない場合はドル買いの弱さを示します。

欧州時間
東京CPIで形成した値幅をNYの雇用統計前に維持できるかが焦点です。157.70円を保って158.00円近辺へ戻しても、米金利が上がらなければ持ち高調整とみます。157.70円を割っても米金利が下がらなければ下値追いは避けます。価格と米金利が同方向へ定着したときだけ、157.43円または158.20円への動きに継続性が出ます。

NY時間
21時30分は非農業部門雇用者数、失業率、製造業雇用、平均時給を一つずつ確認します。結果が混在した場合は、米2年債が政策金利見通し、10年債が成長・インフレ見通しのどちらを強く織り込むかを見ます。発表直後の1本ではなく、157.70円または158.06円の外側で5分足終値が続くかを優先します。

ドル円:今日の予想レンジ(2026年10月2日)

↕ 予想レンジ:156.70円〜159.10円
中心は157.40〜158.30円です。前日は通常材料だけで157.221円から158.456円まで1.235円動いており、今日は米雇用統計で結果の振れと金利反応が重なるため、上下とも前日値幅の外側を想定します。上は158.06円を回復すると158.20円、158.46円、158.80〜159.10円へ、下は157.70円を割ると157.43円、157.22円、日足25日線156.721円へ広がる想定です。

🔁 上値抵抗線:158.00〜158.06円、158.20円、158.44〜158.50円
158.00〜158.06円は5分足の25・75・200本線、基準線、雲が集中する最初の抵抗です。158.20円はNY時間の戻り高値付近、158.44〜158.50円は前日高値158.456円、日足雲下限158.437円、200日線158.473円が重なる重要帯です。米金利上昇を伴わない突破は失速しやすいため、押し目で158.00円を保てるかを確認します。

🔄 下値支持線:157.80円、157.70円、157.43円、157.22円
157.80円は今朝の短期安値圏、157.70円は日足転換線157.706円と重なる反発継続の分岐です。ここを割ると前夜安値157.43円、前日安値157.221円が次の支持になります。157.22円も割り、米金利低下が続く場合は日足25日線156.721円まで調整余地が広がります。

⚠ ブレイク時の目安
上方向は158.06円を5分足終値で越え、押し目でも158.00円を維持し、米2年債と10年債の利回りが同時に上昇することが条件です。下方向は157.70円を割った後、戻りでも157.80円を回復できず、米金利低下または東京CPI上振れによる円買いが続くことを条件とします。雇用統計直後は構成項目を分けて確認し、単一の数字だけで追随しません。

📅 本日の主な変動リスク
8時20分のローガン・ダラス連銀総裁発言、8時30分の東京都区部消費者物価指数と生鮮食品を除く指数、21時30分の米非農業部門雇用者数、米失業率、米製造業雇用者数、米平均時給、米国債利回り、政府・日銀の介入警戒です。日本の2項目と米国の4項目は、それぞれ別の情報として評価します。

📝 取引時の注意点
157.70〜158.06円は、日足の支持と5分足の抵抗が接近する判定待ちのゾーンです。東京CPIと米雇用統計は結果の内訳が方向を左右し、158円台では介入警戒も強まります。発表値、米日金利、ドル円の定着を順番に確認してください。予想レンジと確率は保証ではありません。損失許容額を先に決め、実際の値動きを優先してください。

免責事項

本記事は、為替相場の動向に関する一般的な情報提供・分析を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買や投資を推奨するものではありません。投資判断は、読者ご自身の責任と判断において行ってください。本記事の内容に基づいて生じたいかなる損失についても、当サイト運営者は一切の責任を負いません。