おはようございます。Trader MTです。先週末2日のドル円は158.065円で始まり、東京都区部CPIの上振れと弱い米雇用統計を受けて156.944円まで下落しました。ただし、米国債利回りが急低下後に切り返すと157.822円まで戻して終了しています。今朝は157.80円前後です。今日は、雇用悪化でも崩れなかった157円台後半の需給と、23時の米ISM非製造業景況指数が米金利を再び動かすかを確認します😌(公開時刻:07:31/日本時間)。
ドル円:先週末の振り返り(2026年10月2日)
2日のドル円は158.065円で始まりました。東京朝に発表された9月の生鮮食品を除く東京都区部CPIは前年比+2.7%と市場予想の+2.4%を上回り、日銀の追加利上げ観測を意識した円買いが先行しました。157.70円台まで下げた後、仲値にかけて輸入企業などの実需買いで158.20円台へ戻しましたが、実需が一巡すると再び157円台後半へ押し戻されました。強い物価とドル需要が反対方向に働き、東京時間だけでは方向が決まりませんでした。
ロンドン時間は157.80円台から157.50円台へ下落しました。米雇用統計を前に持ち高調整のドル売りが優勢となった一方、時間外の米長期金利が高止まりしたため、157円台半ばから一段と売り込む動きは限られました。東京のCPI上振れを追う円買いと、高い米金利を根拠にしたドル買いが拮抗し、雇用統計の結果待ちへ収束しました。
NY時間は9月の米非農業部門雇用者数が前月比+2.9万人と市場予想の+9.0万人を大きく下回り、失業率も4.2%へ上昇しました。発表直後は米長期金利低下とともに156.944円まで下落しましたが、米金利が持ち直すとドルも買い戻されました。米財務省の終値ベースで2年債利回りは4.83%、10年債利回りは5.28%まで上昇しており、弱い雇用の初動を金利反転が打ち消した形です。終値は157.822円でした。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年10月2日 | 158.065 | 158.219 | 156.944 | 157.822 |
※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。
東京時間
東京時間は東京都区部CPIの上振れで157.70円台まで下げた後、仲値の実需買いで158.20円台へ戻しました。物価が日銀の利上げ観測を補強しても、157円台後半では輸入企業のドル需要が下値を支えたことが重要です。今日は157.70円を割った際に実需買いが再び入るか、反対に157.88円前後の短期抵抗を越えても158.00円台で輸出企業の売りに押されるかを確認します。
欧州・NY時間
欧州時間は米雇用統計を前に157.50円台まで円高が進みましたが、下落を加速させる新規材料はありませんでした。NY時間は雇用者数と失業率がともに弱く156.944円へ急落したものの、米2年・10年債利回りが発表後の低下を取り戻すにつれて157.80円台へ反発しました。弱い統計だけでドル売りを持続できなかったため、今日は157.70円を金利低下とともに割れるかが下落再開の条件になります。
先週末の値動きは、雇用統計の内容と市場価格の反応を分けて読む必要があります。雇用者数+2.9万人、失業率4.2%は労働市場の軟化を示しましたが、米10年債利回りは5.28%で引け、ドル円も安値から約0.88円戻しました。つまり、景気減速だけでなく原油高とインフレ懸念が長期金利を支えている可能性があります。今日のISMでも、指数の強弱より米金利が先週末の反転を維持するかを優先します。
ドル円:今日の注目材料(2026年10月5日)
| 時間 | 通貨 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|
| 23:00 | 🇺🇸 | 米ISM非製造業景況指数 | ⚡️⚡️⚡️⚡️ | 55.4 | 55.0 |
23時には米ISM非製造業景況指数が発表されます。前回55.4に対し、市場予想は55.0。50を上回る拡大圏を維持する見込みで、雇用統計後の景気認識をサービス業側から検証する材料になります。55.0を上回るだけでなく、価格・雇用などの内訳が米金利を押し上げるかまで確認します。
ISMが予想を上回り、米2年債と10年債の利回りがともに先週末の終値を上回れば、157.88〜158.00円の抵抗突破を後押しします。反対に予想を下回り、雇用関連の内訳も弱く、金利が4.83%・5.28%から明確に低下すれば、157.70円、157.50円、先週末安値156.944円を順に試しやすくなります。指数と金利が逆方向なら初動を追いません。
ドル円:今日の見通し(2026年10月5日)
今日の基本構図は、日足が25日線156.631円と基準線156.640円の上にある一方、200日線158.473円と雲下限158.42円前後の下にある戻り局面です。5分足では157.804円が200本線157.701円の上を保っていますが、25本線157.837円、75本線157.818円、雲157.87〜157.88円付近の下にあります。157.70〜157.88円の圧縮帯をどちらへ抜けるかが最初の判定です。
ファンダメンタルズ分析
米国側では、雇用統計の下振れにもかかわらず、2年債利回り4.83%、10年債利回り5.28%まで切り返したことがドルの支えです。今日のISMが強ければ、サービス業の景気と物価の粘着性を理由に金利上昇が続きやすくなります。一方、ISMが弱く、先週末に上昇した金利が低下へ転じれば、雇用統計の弱さが遅れてドルへ反映される可能性があります。
週末にはOPECプラスの主要7カ国が11月の生産目標据え置きを決めました。原油供給を増やさない判断はインフレ懸念を通じて米長期金利を支える一方、G7による原油・燃料備蓄放出は価格上昇を抑える方向に働きます。どちらか一方でドル円の方向を決めず、原油先物、米10年債利回り、157.88円または157.70円の突破が同じ方向へそろうかを確認します。
テクニカル分析

📈 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は156.631円、75日線は159.439円、200日線は158.473円です。終値157.822円は25日線を1.191円上回る一方、200日線を0.651円下回っています。先週末は158.219円まで戻しても200日線へ届かず、上昇転換には158.22円の回復に続いて158.42〜158.48円を越える必要があります。下は156.63〜156.64円が中期の支持帯です。
📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線は157.706円、基準線は156.640円、雲下限は158.42円前後です。終値は転換線をわずかに上回りましたが、雲の下にとどまっています。157.70円を終値で維持できれば反発基調を保ちやすく、158.42円を越えられなければ戻り売り局面の範囲です。157.70円割れでは基準線156.640円まで支持の間隔が広がります。
📈 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは+0.017、シグナル線は-0.273、ヒストグラムは+0.290です。MACD線はシグナル線を上回り、ゼロライン近辺まで改善しています。ただし価格は200日線と雲の下にあり、勢いの改善がトレンド転換へ結び付いていません。157.70円を守りながら158.22円を回復すれば改善継続、156.94円を割れば価格に遅れてヒストグラムが縮小する可能性があります。

5分足では157.804円が25本線157.837円、75本線157.818円、転換線・基準線157.882円を下回る一方、200本線157.701円の上にあります。MACDは-0.001、シグナル線+0.005、ヒストグラム-0.006で、短期の上昇力は鈍化しています。157.70円を守って157.88円を回復すれば158.00円台へ、157.70円を割って戻せなければ157.50円方向へ動きやすい配置です。
シナリオ分析
↗ 上昇シナリオ(想定確率45%)
157.70円を維持し、157.88〜158.00円を5分足終値で上抜け、押し目でも157.88円を保つ展開です。ISMが予想55.0を上回り、米2年・10年債利回りが先週末終値から上昇すれば、先週末高値158.219円、日足雲下限158.42円前後、200日線158.473円が目標になります。157.70円を終値で割る場合は否定します。
↘ 下落シナリオ(想定確率55%)
157.88〜158.00円の抵抗帯で戻りを止められ、5分足200本線157.701円を下抜けた後、戻りでも157.70円を回復できない展開です。ISMが予想を下回り、米金利が低下すれば157.50円、157.30円、先週末安値156.944円へ下値余地が広がります。米金利上昇を伴って158.00円へ定着する場合は否定します。
時間帯別の展開予想
東京時間
週明けの実需フローと、弱い雇用統計後に157.80円台まで戻した水準を国内勢が受け入れるかが焦点です。157.70円を割ってもすぐに買い戻されるなら先週末と同じ需給が残っています。反対に157.88円を越えても158.00円台で上ヒゲが続く場合は、雇用悪化を材料に戻り売りを組み直す動きが優勢です。
欧州時間
週末のOPECプラス決定を受けた原油価格と、米長期金利の方向を確認します。原油高と金利上昇がそろい157.88円を越えれば158.22円を試しやすくなりますが、原油上昇が株安・リスク回避の円買いにつながる場合は単純なドル高材料になりません。157.70〜157.88円の外側で価格と金利が同じ方向へ定着するかを優先します。
NY時間
23時のISM非製造業景況指数では、総合指数55.0との比較に加え、価格と雇用の内訳を確認します。強い結果でも米金利が上がらなければドル買いは織り込み済み、弱い結果でも金利が下がらなければドル売りの持続性は低いと判断します。発表直後の1本ではなく、157.70円または158.00円の外側で次の5分足が定着するかを見ます。
ドル円:今日の予想レンジ(2026年10月5日)
↕ 予想レンジ:156.80円〜158.60円
中心は157.50〜158.10円です。先週末は1.275円の値幅があり、弱い雇用統計後も約0.88円戻したため、狭い持ち合いだけを前提にしません。上は158.00円を越えると158.22円、158.42〜158.48円、158.60円へ、下は157.70円を割ると157.50円、157.30円、156.94円から156.80円へ広がる想定です。
🔁 上値抵抗線:157.88〜158.00円、158.22円、158.42〜158.48円
157.88円前後は5分足の転換線・基準線・雲が重なる最初の抵抗です。158.00円へ定着すれば先週末高値158.219円が次の確認点になります。158.42〜158.48円は日足雲下限と200日線が重なる中期の戻り売り帯で、突破にはISMの強さだけでなく米金利の続伸が必要です。
🔄 下値支持線:157.70円、157.50円、157.30円、156.94円
157.70円は5分足200本線157.701円と日足転換線157.706円が重なる最重要支持です。ここを割るとロンドン時間の下値圏157.50円、NY時間の戻り起点157.30円が候補になります。先週末安値156.944円も割る場合は、日足25日線と基準線が重なる156.63〜156.64円まで下落余地が広がります。
⚠ ブレイク時の目安
上方向は158.00円を5分足終値で越え、押し目でも157.88円を維持し、米2年・10年債利回りがともに上昇することが条件です。下方向は157.70円を終値で割り、戻りでも回復できず、米金利低下が続くことを条件とします。原油だけ、ISMだけ、価格だけの単独ブレイクは追わず、金利の追随を確認します。
📅 本日の主な変動リスク
23時の米ISM非製造業景況指数、米2年・10年債利回り、先週末の雇用統計下振れの再評価、OPECプラスの11月生産目標据え置き、G7の原油・燃料備蓄放出、原油価格、中東情勢、政府・日銀の円安けん制が主な変動要因です。材料名を一括りにせず、どの経路で金利とドル円へ波及したかを分けて判断します。
📝 取引時の注意点
157.70〜157.88円は日足・5分足の重要線が密集する判定待ちのゾーンです。この範囲内では方向を決めつけず、上は158.00円、下は157.70円の外側での定着を待ちます。ISM発表時は総合指数だけでなく内訳と米金利を確認し、先週末のような初動反転に備えてください。予想レンジと確率は保証ではなく、損失許容額を先に決めたうえで実際の反応を優先してください。
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