ドル円コンパス

【ドル円コンパス】今日の為替相場予想(2026年10月1日)

ドル円コンパス 2026年10月1日の為替相場予想

おはようございます。Trader MTです。昨日30日のドル円は157.277円で始まり、月末・四半期末の実需売りと米物価指標後の金利低下で156.375円まで下げた後、米金利の上昇反転を受けて157.395円で終了しました。今朝は157.39円前後です。今日は8時50分の日銀短観と日銀「主な意見」、21時30分の米新規失業保険申請件数、23時の米ISM製造業景況指数に加え、カシュカリ総裁、ウォラー理事、ジェファーソン副議長、ボウマン副議長、クック理事、ウィリアムズ総裁の発言を個別に確認します😌(公開時刻:07:53/日本時間)。

ドル円:昨日の振り返り(2026年9月30日)

30日のドル円は157.277円で始まりました。東京朝は157.45円近辺まで買われましたが、月末・四半期末の実需売りが仲値前後から強まり、午前11時すぎには日足安値156.375円まで急落しました。新たな政策材料で円買いが進んだのではなく、期末のフローで157.10円の短期支持を一気に下抜けたため、値幅の割に方向の確度は低い動きでした。午後は急落への買い戻しで157.20円台へ戻したものの、157.45円を回復できず、実需一巡後も上値の重さが残りました。

ロンドン時間は156.80円台で始まり、いったん156.60円台へ下押しした後、157円近辺へ戻しました。米イラン情勢を巡る不透明感で原油と金利の材料が交錯し、東京の期末フローをそのまま追う動きにはなりませんでした。156.37円の安値を更新できなかったことで、売り手は持続的な金利低下という裏付けを欠き、NYの米PCE、ADP、GDPを待つ状態へ移りました。

NY時間は、8月PCEデフレーターが前月比+0.3%、前年比+3.4%と市場予想を下回り、追加利上げ観測の後退と米金利低下を通じて156.65円近辺までドルが売られました。一方、米GDP確報値は年率+2.2%へ上方修正され、ADP雇用統計も+9万人と予想を上回りました。米10年債利回りが低下から上昇へ転じ、米財務省公式値で5.29%まで上がるとドル円も157円台を回復し、157.395円で終了しました。弱い物価だけではドル売りが続かず、金利の最終方向が値動きを決めた一日です。

日付始値高値安値終値
2026年9月30日157.277157.541156.375157.395

※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。

東京時間

東京時間は157.45円近辺から156.37円台まで急落した後、157.20円台へ戻しました。下落の主因は月末・四半期末の実需フローで、日足25日線156.774円を一時的に割っても終値では回復しています。したがって、昨日の安値割れだけを円高トレンドの再開とは扱えません。今日は157.35円を維持して157.45円を取り戻せるか、または157.10円を再び割り込むかを見て、期末フロー後の需給を判定します。

欧州・NY時間

欧州時間は156.60円台から157円近辺へ戻し、東京安値156.375円を更新しませんでした。原油安だけでは米金利が持続的に低下せず、円買いを積み増す根拠が不足したためです。157.10円を回復した後も157.45円には届かなかったため、下値の売り疲れと上値の戻り売りが同時に残りました。今日の欧州時間も、東京の日銀材料で動いた価格が米金利と整合するかを確認する必要があります。

NY時間は、PCEの下振れでドル円が下げた後、GDPとADPの強さ、米10年債利回りの5.29%への上昇、原油高で買い戻されました。重要なのは、インフレ鈍化で追加利上げ観測が後退しても、成長と雇用が急失速していないとの評価から長期金利が上がり、ドル円が追随した点です。今日は新規失業保険とISMでこの評価が補強されるかを確認し、発表後に米2年・10年債利回りが同方向へ定着するかを優先します。

ドル円:今日の注目材料(2026年10月1日)

✅ 10月1日(木)の重要度の高い経済指標・イベント
時間通貨指標・イベント重要度前回予想
07:00🇺🇸カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁 発言⚡️⚡️――
08:50🇯🇵第3四半期日銀短観⚡️⚡️⚡️――
08:50🇯🇵日銀金融政策決定会合における主な意見
(9月17・18日開催分)
⚡️⚡️⚡️――
21:30🇺🇸新規失業保険申請件数⚡️⚡️⚡️19.7万件20.0万件
23:00🇺🇸ISM製造業景況指数⚡️⚡️⚡️54.655.0
23:00🇺🇸ウォラーFRB理事 発言⚡️⚡️――
26:30🇺🇸ジェファーソンFRB副議長 発言⚡️⚡️――
28:00🇺🇸ボウマンFRB副議長 発言⚡️⚡️――
28:30🇺🇸クックFRB理事 発言⚡️⚡️――
28:30🇺🇸ウィリアムズNY連銀総裁 発言⚡️⚡️――

東京時間は8時50分に第3四半期日銀短観と、9月17・18日会合の「主な意見」が同時に公表されます。短観が強く、主な意見にも追加利上げを急ぐ姿勢が示されれば、日本国債利回り上昇を通じて円買いが続きやすくなります。反対に短観が強くても政策意見が慎重なら、最初の円買いが反転する可能性があります。二つの材料を混同せず、157.35円、157.10円、156.77円のどこで反応が止まるかを確認します。

米国時間は21時30分の新規失業保険申請件数、23時のISM製造業景況指数とウォラーFRB理事発言が中心です。その後も26時30分のジェファーソン副議長、28時のボウマン副議長、28時30分のクック理事とウィリアムズNY連銀総裁の発言が続きます。発言は一括評価せず、それぞれの直後に米金利と157.45円・157.10円のどちらが反応するかを見ます。

ドル円:今日の見通し(2026年10月1日)

今日の基本構図は、米10年債利回り5.29%と前日の強いGDP・ADPがドルを支える一方、PCE下振れと日銀の政策正常化観測が上値を抑える綱引きです。日足終値157.395円は25日線156.774円の上ですが、転換線157.453円と200日線158.454円の下です。5分足は25本線157.389円と同水準、75本線157.346円と200本線157.105円の上にあり、短期は持ち直しています。中心は157.10〜157.55円、外側は156.65〜157.80円とみます。

ファンダメンタルズ分析

日本側では、日銀短観が企業景況感の改善を示し、同時公表の「主な意見」も政策正常化に前向きなら、日本国債利回り上昇を通じて円買いが持続しやすくなります。短観が強くても「主な意見」が慎重なら、追加利上げ観測は持続しにくく、円買いは157.10円手前で止まる可能性があります。二つの材料がともに正常化観測を強める場合は、156.77円の日足25日線まで下値が広がる条件になります。

米国側では、新規失業保険が労働市場の足元、ISMが製造業の需要・雇用・価格圧力を更新します。失業保険が予想20.0万件を下回り、ISMが予想55.0を上回る場合でも、価格指数の上昇を伴うかで金利反応は変わります。米10年債利回りが5.29%を上回り、ドル円が157.45円を押し目で維持すれば157.54円、157.70円台へ進みやすくなります。指標が強くても金利が低下する場合は、追加利上げが既に織り込まれた可能性を考え、上値追いを避けます。

テクニカル分析

📈 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は156.774円、75日線は159.529円、200日線は158.454円です。終値157.395円は25日線を0.621円上回る一方、200日線を1.059円下回っています。前日安値では25日線を割りましたが、終値で回復したため反発の土台は残りました。156.77円を終値で守れば157.54円、158.45円方向への戻り余地があり、割れば基準線156.640円が次の支持です。

📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線は157.453円、基準線は156.640円です。終値157.395円は転換線をわずかに下回り、基準線は上回っています。157.45円を回復できるかが日足反発再開の最初の条件で、上には先行スパンB158.437円と200日線158.454円が重なる抵抗があります。157.45円を越えられず156.77円も割ると、156.64円まで支持が低下します。

📈 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-0.111、シグナル線は-0.424、ヒストグラムは+0.313です。MACD線はシグナル線を上回り、急落後の反発モメンタムを維持していますが、両線はゼロライン下です。価格が157.45円を回復し、ヒストグラムが再拡大すれば反発継続を補強します。反対に156.77円割れとヒストグラム縮小が重なる場合は、反発が戻り売りへ移ったと判断します。

5分足では今朝の157.389円が25本線157.389円と同水準で、75本線157.346円、200本線157.105円を上回っています。転換線157.361円の上ですが、基準線157.432円と雲157.396〜157.419円がすぐ上にあり、157.40〜157.45円が最初の戻り売り帯です。MACDは-0.004、シグナル線-0.006、ヒストグラム+0.002で小幅に改善しています。157.45円回復で上向き継続、157.35円割れで157.10円試しと判断します。

シナリオ分析

↗ 上昇シナリオ(想定確率52%)
157.35円を維持し、5分足の雲と基準線が重なる157.40〜157.45円を上抜け、押し目でも157.45円を維持する展開です。米新規失業保険とISMが景気の底堅さを示し、米10年債利回りが5.29%以上へ定着すれば、前日高値157.541円、157.70円台、157.80円を試す余地が広がります。米金利が低下する、または157.10円を割る場合は上昇シナリオを否定します。

↘ 下落シナリオ(想定確率48%)
日銀短観と「主な意見」が正常化観測を強め、157.35円を割った後、戻りでも157.45円を回復できず、5分足200本線157.105円を下抜ける展開です。米指標の弱さで米金利も低下すれば、日足25日線156.774円、基準線156.640円、前日安値156.375円が下値候補です。米金利上昇を伴って157.54円を越えた場合は下落シナリオを否定します。

時間帯別の展開予想

東京時間
7時のカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言の市場反応を確認した後、8時50分の日銀短観と「主な意見」を個別に評価します。強い短観と引き締め方向の意見が重なり157.10円を割れば156.77円を試しやすくなります。結果が割れ、157.35円を回復する場合は初動の円買いを追わず、157.45円を越えられるかを待ちます。

欧州時間
東京の日銀材料で形成した値幅を引き継ぐか、NY指標前に巻き戻すかが焦点です。157.45円を越えても米金利が上がらなければ一時的な買い戻し、157.10円を割っても日本国債利回りが上がらなければ短期の持ち高調整とみます。欧州株と原油の動きが米長期金利へ伝わるかを確認し、価格だけのブレイクを追いません。

NY時間
21時30分の新規失業保険、23時のISMとウォラー理事発言を順番に確認します。26時30分のジェファーソン副議長、28時のボウマン副議長、28時30分のクック理事とウィリアムズ総裁についても、発言ごとに米金利の反応を分けて見ます。最初のヘッドラインより、157.45円または157.10円の外側で5分足終値が続くかを優先します。

ドル円:今日の予想レンジ(2026年10月1日)

↕ 予想レンジ:156.65円〜157.80円
中心は157.10〜157.55円です。前日は1.166円の値幅があり、156.375円まで下げても157.395円へ戻しました。上は157.45円を回復すると前日高値157.541円、157.70〜157.80円へ、下は157.35円を割ると157.10円、日足25日線156.774円、基準線156.640円へ値幅が広がる想定です。日銀材料と米指標が同じ方向へ金利差を動かす場合は、外側への拡大に注意します。

🔁 上値抵抗線:157.45円、157.54円、157.70〜157.80円
157.45円は日足転換線157.453円、5分足基準線157.432円、雲上限が重なる最初の抵抗です。157.54円は前日高値157.541円、157.70円台は日足雲下限付近で、戻り売りが出やすい水準です。米10年債利回りが5.29%を上回らない上昇は持続性が低いため、157.45円を押し目で維持できるかを確認します。

🔄 下値支持線:157.35円、157.10円、156.77円、156.64円
157.35円は5分足75本線157.346円と転換線157.361円が近い短期支持です。ここを割ると200本線157.105円、日足25日線156.774円へ下値が広がります。156.64円は日足基準線で、前日安値156.375円の手前にある中期反発の分岐です。日本金利上昇と米金利低下が重なる局面で156.77円も割れば、円買いの持続性が高まります。

⚠ ブレイク時の目安
上方向は157.45円を5分足終値で越え、押し目でも維持し、米10年債利回りが5.29%以上へ定着することが条件です。下方向は157.35円を割った後、157.10円を下抜け、戻りでも157.35円を回復できず、日本金利上昇または米金利低下が続くことを条件とします。指標や発言の直後は金利差と価格が同方向かを確認し、価格だけの突破には追随しません。

📅 本日の主な変動リスク
7時のカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言、8時50分の日銀短観と日銀「主な意見」、21時30分の米新規失業保険申請件数、23時の米ISM製造業景況指数とウォラーFRB理事発言、26時30分のジェファーソンFRB副議長発言、28時のボウマンFRB副議長発言、28時30分のクックFRB理事発言とウィリアムズNY連銀総裁発言、米国債利回りと原油価格の変動です。

📝 取引時の注意点
157.35〜157.45円は、5分足の支持と日足転換線が接近する判定待ちのゾーンです。日銀短観と「主な意見」は同時刻でも内容が割れる可能性があり、NY時間も指標と複数の発言が続きます。名称ごとの内容、米日金利の反応、ドル円の定着を順番に確認してください。予想レンジと確率は保証ではありません。損失許容額を先に決め、実際の値動きを優先してください。

免責事項

本記事は、為替相場の動向に関する一般的な情報提供・分析を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買や投資を推奨するものではありません。投資判断は、読者ご自身の責任と判断において行ってください。本記事の内容に基づいて生じたいかなる損失についても、当サイト運営者は一切の責任を負いません。