ドル円コンパス

【ドル円コンパス】今日の為替相場予想(2026年9月17日)

ドル円コンパス 2026年9月17日の為替相場予想

おはようございます。Trader MTです。昨日16日のドル円は155.073円で始まり、FOMCの0.25ポイント利上げと年内の追加利上げ見通しを受けて156.414円まで上昇しました。安値は154.824円、終値は156.246円でした。今朝は156.28円前後です。今日は米新規失業保険申請件数と米10年TIPS入札、明日の日銀金融政策決定を控えた金利・為替の反応を確認したい一日です😌(公開時刻:07:34/日本時間)。

ドル円:昨日の振り返り(2026年9月16日)

16日のドル円は155.073円で取引を開始しました。東京朝は原油高と米長期金利上昇を受けて155.50円近辺まで上昇しましたが、FOMCを控えた戻り売りで伸び悩みました。午後は155.20〜40円程度でもみ合い、原油安と持ち高調整から17時は154.96〜99円でした。日中安値は154.824円です。

ロンドン時間は154.80円台から155.10円台へ戻したものの、FOMC前の様子見で方向感は限られました。NY朝に発表された8月の米小売売上高は前月比+1.2%と市場予想+0.8%を上回りましたが、FOMCを前に為替の反応は限定的でした。

FOMCは政策金利を0.25ポイント引き上げ、誘導目標を3.75〜4.00%としました。年内の追加利上げ想定が示されると米長期金利は再び5%台へ上昇し、ドル円は156.414円まで上昇。終値は156.246円となり、日中値幅は1.590円でした。

日付始値高値安値終値
2026年9月16日156.246156.414154.824156.246

※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。

東京時間

東京市場は155.28円前後で始まりました。原油高と米長期金利上昇を受けて午前中に155.50円近辺まで上昇した後、米金利上昇の一服と戻り売りで155.20円近辺へ反落しました。午後はFOMC結果待ちで155.20〜40円程度でもみ合い、終盤は原油安と持ち高調整から155円を割り込み、17時時点は154.96〜99円でした。

欧州・NY時間

ロンドン市場は154.90円台で始まり、154.80円台へ下げた後、原油高を背景に155.10円台へ戻しました。ただし、FOMC結果公表を控えた様子見が強く、積極的な上値追いは限られました。

NY市場では米小売売上高が予想を上回った後、FOMCの利上げと追加利上げ見通しを受けてドル買いが加速しました。米長期金利が5%台へ再上昇し、ドル円は156.414円まで上値を伸ばしました。日銀会合を控えて156円台前半では円の下げ渋りもみられ、156.246円で日足を終えました。

ドル円:今日の注目材料(2026年9月17日)

✅ 9月17日(木)の重要度の高い経済指標・イベント
時間通貨指標・イベント重要度前回予想
21:30🇺🇸新規失業保険申請件数⚡️⚡️20.6万件20.7万件
26:00🇺🇸10年インフレ連動債(TIPS)入札⚡️⚡️190億ドル

21時30分には米新規失業保険申請件数が発表されます。前回20.6万件に対し、予想は20.7万件です。申請件数が予想を下回れば雇用の底堅さを意識した米金利上昇とドル買い、上回れば米金利低下とドル売りにつながる可能性があります。

26時には190億ドル規模の米10年インフレ連動債(TIPS)入札が予定されています。需要が弱ければ実質金利上昇とドル買い、需要が強ければ実質金利低下とドル売りにつながりやすい材料です。FOMC後で米金利が大きく動いた直後のため、落札利回りや応札倍率だけでなく、入札後の米10年債利回りとドル円の反応を確認する必要があります。

ドル円:今日の見通し(2026年9月17日)

今日のドル円は156.28円前後を起点に、155.80〜156.70円を中心とした押し目買い優勢の展開を想定します。日足は主要移動平均線の下にありますが、転換線154.819円を上回り、MACDのマイナス幅も縮小しました。5分足は主要移動平均線の上で推移しており、短期は上向きです。前日高値156.414円と日足基準線156.640円を超えられるかが分岐点となります。

ファンダメンタルズ分析

米国側では、FOMCが約3年2カ月ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、年内の追加利上げ想定を示しました。米長期金利は再び5%台へ上昇し、ドル円を156円台へ押し上げています。今日は新規失業保険申請件数と10年TIPS入札が、FOMC後の金利上昇をさらに強めるか、反落を促すかが焦点です。

日本側では、日銀が17日から2日間の日程で金融政策決定会合を開き、18日に結果を公表します。市場では追加利上げ観測が強く、会合前の円買い戻しが上値を抑える可能性があります。米国の追加利上げ観測と日銀の利上げ観測が同時に意識されるため、日米の2年・10年債利回りの方向を合わせて確認したい局面です。

テクニカル分析

📉 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は157.478円、75日線は159.913円、200日線は158.384円です。終値156.246円は3本すべてを下回っていますが、最も近い25日線までの距離は約1.23円に縮小しました。16日は大幅陽線となったものの、中期的な下向き配置を転換するには157.48円から158.38円の抵抗帯を超える必要があります。

📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線は154.819円、基準線は156.640円です。終値156.246円は転換線を約1.43円上回りましたが、基準線を約0.39円下回っています。価格は雲の下にあり、目先は前日高値156.414円と基準線156.640円が抵抗となります。下値は156.00円、155.76円、155.35円が意識されます。

📉 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-1.362、シグナル線は-1.285、ヒストグラムは-0.077です。MACD線はシグナル線を下回っていますが、ヒストグラムのマイナス幅は前日の-0.265から縮小しました。反発の勢いは強まっており、MACD線がシグナル線を上抜けるか、156.64円で戻りを抑えられるかを確認する局面です。

5分足では、今朝の156.278円が25本線156.268円、75本線155.765円、200本線155.354円を上回っています。転換線156.243円も上回る一方、基準線156.284円をわずかに下回っています。MACDは0.046、シグナル線は0.060、ヒストグラムは-0.014で、上昇基調の中でも短期の勢いは鈍化しています。156.42円を上抜けるか、156.00円へ調整するかが目先の分岐点です。

シナリオ分析

上昇シナリオ(想定確率55%)
156.00円を維持し、前日高値156.414円と日足基準線156.640円を5分足終値で上抜ける展開です。156.64円超えが定着すれば157.00円、次いで25日線157.478円が目標となります。米新規失業保険申請件数が雇用の底堅さを示す場合や、TIPS入札が低調で実質金利が上昇する場合は上昇が強まる可能性があります。

下落シナリオ(想定確率45%)
156.414〜640円で上値を抑えられ、156.00円を5分足終値で下抜ける展開です。156.00円割れでは75本線155.765円、200本線155.354円、前日安値154.824円が支持候補となります。日銀会合前の円買い戻しや米金利低下が強まる場合は下落が速まる可能性があります。

時間帯別の展開予想

東京時間
156.00〜42円を中心とした攻防を想定します。今朝は5分足の主要移動平均線を上回っていますが、前日高値156.414円が近く、5分足MACDは上昇の勢い鈍化を示しています。国内の重要度◎に該当する指標はなく、日銀会合を巡る思惑と米長期金利が主な材料です。

欧州時間
21時30分の米新規失業保険申請件数を控え、156円台前半を中心に持ち高調整が入りやすい時間帯です。156.42円を上抜ければ156.64円から157.00円、156.00円を割り込めば155.76円方向が意識されます。原油価格と米10年債利回りの動きにも注意が必要です。

NY時間
21時30分の米新規失業保険申請件数と26時の米10年TIPS入札が焦点です。雇用指標が予想より強く、入札需要が弱ければ実質金利上昇とドル買いが強まりやすい一方、雇用指標が弱く、入札需要が強ければ金利低下とドル売りが進む可能性があります。156.42円または156.00円の外側へ5分足終値が定着するかを確認したいところです。

ドル円:今日の予想レンジ(2026年9月17日)

予想レンジ:155.30円〜157.20円
今日は155.30〜157.20円のレンジを想定します。中心は155.80〜156.70円で、短期は上向きです。156.414円と156.640円を超えて維持できれば157.00円から157.20円が焦点となり、156.00円を割り込めば155.76円から155.35円を試しやすくなります。

🔁 上値抵抗線:156.42円、156.64円、157.00円
最初の抵抗は前日高値156.414円です。ここを上抜けると日足基準線156.640円、次いで心理的節目157.00円が目標となります。157.00円を明確に超えて維持できる場合は25日線157.478円方向への上昇余地が広がります。

🔄 下値支持線:156.00円、155.76円、155.35円
最初の支持は心理的節目156.00円です。ここを割り込むと5分足75本線155.765円、次いで200本線155.354円が焦点となります。155.35円を明確に下抜ける場合は155.00円から前日安値154.824円方向へ調整幅が広がる可能性があります。

ブレイク時の目安
156.42円超えは156.64〜157.00円方向、156.00円割れは155.76〜155.35円方向への動きを想定します。ただし、FOMC直後の高値圏であり、日銀会合前の持ち高調整も起こり得ます。価格到達だけで判断せず、日米金利と5分足終値での定着を確認したいところです。

📅 本日の主な変動リスク
21時30分の米新規失業保険申請件数、26時の米10年TIPS入札、FOMC後の米長期金利、原油価格、イラン情勢、18日の日銀金融政策決定と植田総裁会見を巡る思惑が主な変動要因です。TIPS入札後の実質金利とドル円の反応に注意が必要です。

📝 取引時の注意点
本記事の予想レンジや確率は、公開時点のチャートと確認済みの市場材料に基づく想定であり、将来の値動きを保証するものではありません。米雇用指標やTIPS入札、日銀会合を巡る報道の前後はスプレッド拡大や急変動が起こりやすいため、ポジション量と損失許容額を事前に決め、実際の結果と値動きを確認して判断してください。

免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。掲載情報の正確性・完全性を保証するものではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。