ドル円コンパス

【ドル円コンパス】今日の為替相場予想(2026年9月11日)

ドル円コンパス 2026年9月11日の為替相場予想

おはようございます。Trader MTです。昨日10日のドル円は153.505円で始まり、東京時間は日銀の増一行審議委員の発言を受けて上下しました。NY時間は米生産者物価指数(PPI)の上振れや米長期金利の上昇を背景に154.671円まで上昇し、終値は154.419円。今朝7時前は154.46円前後で推移しています。今日は米消費者物価指数(CPI)と米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が予定されており、発表前後の急変動に注意したい一日です😌(公開時刻:07:43/日本時間)。

ドル円:昨日の振り返り(2026年9月10日)

10日のドル円は153.505円で取引を開始しました。東京早朝は153.30円前後まで下げた後、五・十日に伴う国内輸入企業のドル買いで153.70円台へ反発しました。増一行日銀審議委員の講演がタカ派的と受け止められると153.30円近辺へ下落しましたが、その後は下げ渋りました。

東京午後は153.30〜40円台を中心にもみ合いました。増審議委員の記者会見では、利上げペースの加速に慎重との受け止めから153.70円近くまで戻す場面がありました。米PPIを控えて値動きは限られ、17時時点は153.40〜41円でした。

欧州時間は153.30〜70円台で推移しました。NY時間は、8月の米PPIが前年比+5.4%と市場予想の+5.3%を上回り、米長期金利が上昇したことからドル買いが優勢となりました。原油先物が一時100ドルを上回ったこともドルを支え、154.671円まで上昇。日足は安値153.284円、終値154.419円となり、日中値幅は1.387円でした。

日付始値高値安値終値
2026年9月10日153.505154.671153.284154.419

※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。

東京時間

東京市場では、153.30円前後まで下落した後、国内輸入企業のドル買いで153.70円台へ反発しました。増日銀審議委員の講演が追加利上げに前向きと受け止められると153.30円近辺へ下落。一方、午後の記者会見は利上げペースの加速に慎重との見方を誘い、153.70円近くまで戻した後、17時時点は153.40〜41円でした。

欧州・NY時間

ロンドン市場は153.40円台で始まり、序盤に153.30円台へ下げた後、153.70円近くまで反発しました。米PPIの発表を控えて積極的な取引は限られ、153円台半ばを中心にもみ合いました。

NY市場では、米PPIの前年比が+5.4%と市場予想の+5.3%を上回り、インフレ圧力の根強さが意識されました。米長期金利の上昇と原油高を背景にドル買いが強まり、154.671円まで上昇。その後は日銀の利上げ観測が円の下値を支え、154.419円で日足を終えました。

ドル円:今日の注目材料(2026年9月11日)

✅ 9月11日(金)の重要度の高い経済指標・イベント
時間通貨指標・イベント重要度前回予想
21:30🇺🇸消費者物価指数(前月比)⚡️⚡️⚡️⚡️+0.1%+0.4%
消費者物価指数(前年比)+3.4%+3.4%
消費者物価指数・コア(前月比)+0.2%+0.2%
消費者物価指数・コア(前年比)+2.5%+2.4%
23:00🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)⚡️⚡️51.751.0

日本時間21時30分には8月の米消費者物価指数(CPI)が発表されます。総合は前月比+0.4%、前年比+3.4%、コアは前月比+0.2%、前年比+2.4%の予想です。総合とコアの結果を市場予想と照らし合わせ、米長期金利とドル円が同じ方向へ反応するかを確認したいところです。

23時には米ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が発表され、前回51.7に対して51.0が予想されています。CPIで大きく動いた後に、消費者心理の結果で米金利とドルの方向が変わる可能性があります。週末を控えた持ち高調整も重なりやすいため、NY時間は一方向の値動きを前提にしないことが重要です。

ドル円:今日の見通し(2026年9月11日)

今日のドル円は154.46円前後を起点に、154.20〜154.80円を中心としたやや上向きの展開を想定します。日足は主要移動平均線と一目均衡表の雲を下回り、中期的な下向き配置は変わっていません。一方、5分足は25本・75本・200本線を上回っており、154.35円を維持する間は短期的な上昇を試しやすい状態です。

ファンダメンタルズ分析

前日の米PPIは市場予想を上回り、米長期金利の上昇とドル買いにつながりました。今日は米CPIがその流れを確認する材料になります。総合・コアとも市場予想を上回れば米金利上昇とドル買いが続きやすく、下回れば前日の上昇分を戻すドル売りにつながる可能性があります。

米CPIの内訳が強弱まちまちとなる場合は、初動と反対方向へ振れる可能性にも注意が必要です。23時の米ミシガン大学消費者信頼感指数では、速報値51.0の市場予想からの差が焦点です。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、米長期金利の反応がドル円の方向を左右するとみられます。

テクニカル分析

📉 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は158.141円、75日線は160.176円、200日線は158.396円です。終値154.419円は3本すべてを下回り、最も近い25日線からも約3.72円下方にあります。中期トレンドは下向きですが、10日は前日安値圏から大きく反発しました。前日高値154.671円を上抜けて維持できるかが、反発継続の最初の基準となります。

📉 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線と基準線はともに156.640円で、終値154.419円は約2.22円下回っています。価格は一目均衡表の雲も下回り、中期的には弱い配置です。目先は前日高値154.671円が抵抗となり、その上は155.00円が意識されます。下値は前日終値154.419円と5分足の短期線が最初の支持候補です。

📉 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-1.486、シグナル線は-0.971、ヒストグラムは-0.515です。MACD線はシグナル線を下回り、ヒストグラムもマイナス圏です。日足ベースでは下落モメンタムが残っており、1日の反発だけでトレンド転換とは判断できません。主要抵抗を回復して定着できるかを確認する必要があります。

5分足では、今朝7時前の154.459円が25本線154.409円、75本線154.350円、200本線154.053円を上回っています。一目均衡表の転換線154.447円と基準線154.435円も上回り、短期は上向きです。MACDは0.027、シグナル線は0.016、ヒストグラムは0.011でプラス圏にあります。154.35円を維持して154.671円を上抜けるかが目先の分岐点です。

シナリオ分析

上昇シナリオ(想定確率55%)
5分足の上向き配置を背景に、154.35円を維持して前日高値154.671円を上抜ける展開です。154.67円超えを5分足終値で維持できれば155.00円、次いで155.30円が目標となります。ただし、21時30分の米CPI前後は一時的な急反転に注意が必要です。

下落シナリオ(想定確率45%)
前日高値154.671円で上値を抑えられ、154.35円を5分足終値で下抜ける展開です。154.35円を割り込めば200本線付近の154.05円、次いで153.70円が支持候補です。米CPIが市場予想を下回り米長期金利が低下する場合は、下落が速まる可能性があります。

時間帯別の展開予想

東京時間
前日の上昇を受け、154.35円を維持できるかが焦点です。維持できれば154.67円の前日高値を試しやすく、割り込めば154.05円方向への調整が想定されます。米CPIを控えているため、朝方の動きが続かず、154円台半ばでもみ合う可能性もあります。

欧州時間
欧州時間は、東京時間に形成したレンジをどちらへ抜けるかが焦点です。154.35円を維持すれば154.67〜155.00円を試す一方、割り込めば154.05円へ下押ししやすくなります。21時30分の米CPIを控え、発表前の持ち高調整で方向感が変わる可能性があります。

NY時間
21時30分の米CPIが最大の焦点です。市場予想を上回れば米長期金利上昇と155円台、下回れば米長期金利低下と154円割れの可能性があります。23時の米ミシガン大学消費者信頼感指数でも方向が変わり得るため、最初の値動きだけで判断せず、発表後の5分足終値と米金利の反応を確認したいところです。

ドル円:今日の予想レンジ(2026年9月11日)

予想レンジ:153.70円〜155.30円
今日は153.70〜155.30円のレンジを想定します。中心は154.20〜154.80円で、短期はやや上向きです。154.35円を維持すれば前日高値154.671円から155.00円を試しやすく、154.35円を割り込めば154.05円、153.70円が焦点となります。

🔁 上値抵抗線:154.67円、155.00円、155.30円
最初の抵抗は前日高値の154.671円です。ここを上抜けると心理的節目の155.00円、次いで予想レンジ上限の155.30円が目標となります。米CPIが強い場合でも、154.67円と155.00円での反応を順に確認したいところです。

🔄 下値支持線:154.35円、154.05円、153.70円
最初の支持は5分足75本線付近の154.35円です。ここを割り込むと200本線付近の154.05円、次いで予想レンジ下限の153.70円が焦点となります。154.05円を明確に下抜ける場合は、前日の上昇に対する調整が深くなる可能性があります。

ブレイク時の目安
154.35円割れは154.05〜153.70円方向、154.67円超えは155.00〜155.30円方向への動きを想定します。ただし、米CPIと米ミシガン大学消費者信頼感指数の前後は一時的な上下振れが起こりやすいため、瞬間的な価格到達だけでなく、5分足終値での定着を確認したいところです。

📅 本日の主な変動リスク
21時30分の米CPI、23時の米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)、米長期金利の変動、週末を控えた持ち高調整が主な変動要因です。特にCPIは来週の米金融政策見通しを通じてドル円へ大きく波及する可能性があります。

📝 取引時の注意点
本記事の予想レンジや確率は、公開時点のチャートと確認済みの市場材料に基づく想定であり、将来の値動きを保証するものではありません。重要指標や要人発言の直前・直後はスプレッド拡大や急変動が起こりやすいため、ポジション量と損失許容額を事前に決め、実際の結果と値動きを確認して判断してください。

免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。掲載情報の正確性・完全性を保証するものではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。