おはようございます。Trader MTです。昨日7日のドル円は155.976円で始まり、東京時間から日銀の利上げ観測を背景に上値を切り下げ、ロンドン序盤には薄商いのなかでストップを巻き込み154.055円まで急落しました。日足終値は154.342円。今朝はさらに153.82円まで下押した後、8時30分時点では153.99円前後で推移しています。本日は8時50分の日本4〜6月期GDP改定値が最大の焦点。戻り売りが優勢な地合いを踏まえ、153.80円と154.10円の攻防を丁寧に見極めたい局面です😌(公開時刻:08:51/日本時間)。
ドル円:昨日の振り返り(2026年9月7日)
7日のドル円は155.976円で取引を開始しました。東京朝方は前週末の米雇用統計後の水準を引き継ぎ、156.20円前後で推移。いったん155.70円台へ下押した後、正午前には日通し高値156.292円まで持ち直しましたが、時間外の米長期金利低下と調整的なドル売りが重なり、上値を維持できませんでした。
午後に入ると、日銀が利上げペースを速めるとの観測が改めて意識され、円買いが優勢となりました。午後3時には155.80円前後、午後5時には155.54〜55円まで下落。米国がレーバーデーで休場となるため積極的な取引は限られたものの、日米金融政策の方向性を巡る思惑が円相場を主導しました。
ロンドン序盤には155.50円と155.00円の節目を相次いで割り込み、売りが売りを呼ぶ展開へ移行。日銀利上げ観測を受けた円売りポジションの調整に加え、薄商いのなかでストップ注文を巻き込み、154.055円まで急落しました。当局による為替介入を示す報道はなく、自律的な円買いとみられます。その後の戻りも限定的で、日足終値は154.342円となりました。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月7日 | 155.976 | 156.292 | 154.055 | 154.342 |
※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。
東京時間
東京市場は156.20〜21円で本格取引を開始しました。午前9時すぎには調整的なドル売りと米長期金利の低下を受けて155.70円台まで下落したものの、売り一巡後は156.20円台へ回復。午後は日銀利上げ加速への思惑が再び前面に出てじり安となり、夕方には155.52円まで下値を広げました。
欧州・NY時間
ロンドン市場では円買いが加速し、半年ぶりの円高水準となる154.055円まで急落しました。明確な新規材料よりも、円売りポジションの巻き戻しと節目割れに伴うストップ注文が値動きを増幅した格好です。NY市場はレーバーデーで休場となり、流動性が乏しいまま戻りは限定的。154円台前半で一日を終えました。
ドル円:今日の注目材料(2026年9月8日)
| 時間 | 通貨 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | 4〜6月期実質GDP改定値(前期比) | ⚡️⚡️⚡️ | +0.3% | +0.4% |
| 4〜6月期実質GDP改定値(年率換算) | +1.1% | +1.6% |
本日の最重要材料は、8時50分に公表される日本の4〜6月期実質GDP改定値です。市場予想は前期比+0.4%、年率換算+1.6%と、速報値の+0.3%、+1.1%から上方修正される見通し。羊飼いFXと外為どっとコムの経済指標情報を照合し、表は「前回」「予想」の順で統一しています。予想を上回れば日銀の早期利上げ観測が一段と強まりやすく、ドル円には下押し材料。下振れなら、急激な円買いに対する反動が出る可能性があります。
このほか、未定時刻の中国8月貿易収支、26時の米3年債入札にも注意が必要です。米国は祝日明けとなるため、前日に途切れていた米金利と株式市場の反応が戻ってきます。注目度の高い米経済指標はありませんが、前日の円買いを米市場が追認するのか、それとも持ち高調整のドル買い戻しへ傾くのかが焦点です。
ドル円:今日の見通し(2026年9月8日)
今日のドル円は153.99円前後を起点に、153.70〜154.30円を中心とした戻り売り優勢の展開を想定します。日足・5分足とも価格は主要移動平均線を下回り、トレンドは明確に下向きです。ただし、前日に2円を超える下落を記録した直後であり、8時50分の日本GDPをきっかけに短期的な買い戻しが膨らむ余地も残ります。
ファンダメンタルズ分析
日本側では、日銀の利上げペースが速まるとの観測が円買いの中核にあります。本日のGDP改定値が上方修正されれば、景気の底堅さを根拠に9月18日の日銀会合への利上げ期待が高まりやすい状況です。一方、予想を下回る結果なら、前日の急落で積み上がった短期の円買いポジションが巻き戻され、154円台半ばまで反発する可能性があります。
米国側では、祝日明けの米長期金利が重要です。先週末の米雇用統計は堅調でしたが、市場は10日のPPIと11日のCPIを控え、FRBの次の判断をなお見極めています。米金利が低下基調を維持すればドル円の戻りは抑えられ、反対に金利上昇が鮮明になれば、売られ過ぎの修正と重なって154円台後半を試しやすくなります。
テクニカル分析

📉 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は158.619円、75日線は160.391円、200日線は158.423円です。終値154.342円は3本すべてを大幅に下回り、最も近い200日線からも約4.08円下方に位置しています。中期トレンドは下降が鮮明で、反発局面ではまず156円台、さらに157.10〜22円付近で戻り売りが出やすい構造です。
📉 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線と基準線はいずれも157.224円で、終値は約2.88円下にあります。価格は雲の下へ大きく離れ、地合いは弱気です。前日の安値154.055円を下回った今朝は153.80円が最初の支持候補。ここを維持できなければ153.50円、心理的節目の153.00円へ下値余地が広がります。
📉 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-0.973、シグナル線は-0.574、ヒストグラムは-0.399です。MACD線はシグナル線を大きく下回り、マイナスのヒストグラムも拡大。下落モメンタムはなお強く、底打ちを示す形には至っていません。ただし、短期間での下げが急なため、指標発表後の安値追いには値幅拡大のリスクがあります。

5分足では、前日夕方の急落後に154.70円前後まで戻したものの、その後は154.10円付近を中心に上値の重い推移が続きました。今朝は153.820円まで下落した後、153.994円へ反発していますが、25本線154.226円、75本線154.310円、200本線154.521円をすべて下回っています。MACDは-0.096、シグナル線は-0.063、ヒストグラムは-0.033で、短期も売り優勢。154.03〜10円を回復できるかが、反発継続の最初の条件です。
シナリオ分析
↘ 下落シナリオ(確率60%)
日足・5分足の下降基調が継続し、153.80円を明確に割り込む展開です。日本GDPが予想を上回り日銀利上げ観測が強まる、あるいは祝日明けの米長期金利が低下する場合、153.50円を経て153.00円が次の目標となります。153円台前半では値動きが荒くなりやすく、戻りの速さにも注意が必要です。
↗ 反発シナリオ(確率40%)
前日の急落に対する買い戻しが入り、154.10円を明確に上抜けるケースです。154.10円超えを5分足終値で維持できれば、25本線の154.23円、75本線の154.31円を試し、次いで200本線の154.52円が上値目標となります。154.52円を越えても、155円台では戻り売りが再び強まりやすいでしょう。
時間帯別の展開予想
東京時間
8時50分の日本GDP改定値が最大の分岐点です。強い結果なら153.80円割れから153円台半ばを試しやすく、弱い結果なら154.10〜30円への買い戻しが想定されます。前日の値幅が大きいため、発表直後の初動だけで方向を決めず、153.80円または154.10円を終値ベースで抜けるかを確認したいところです。
欧州時間
欧州勢が前日の円買いを追認するかが焦点です。中国の貿易収支や欧州株、国債利回りの動きも材料となります。東京時間に154.30円を回復できなければ戻り売りが再開しやすく、153.80円を割り込めば下落速度が再び上がる可能性があります。
NY時間
祝日明けの米市場では、米長期金利と株式市場が再び価格形成へ参加します。注目度の高い米経済指標はありませんが、26時の3年債入札が金利を通じてドル円へ影響する可能性があります。米金利低下なら153円台への下押し、金利反発なら154円台半ばへの調整を想定します。
ドル円:今日の予想レンジ(2026年9月8日)
↕ 予想レンジ:153.00円〜154.80円
中心レンジは153.70〜154.30円です。日足・5分足とも下降トレンドが明確なため基本は戻り売り優勢とみますが、日本GDPをきっかけに短期の買い戻しが入る可能性もあります。153.80円割れで153.50円、153.00円へ下値余地が広がり、154.10円超えなら154.30円、154.50円台への反発が焦点です。
🔁 上値抵抗線:154.10円、154.30円、154.50〜52円
最初の抵抗は一目均衡表の短期線が集まる154.03〜10円です。ここを越えると5分足25・75本線が位置する154.23〜31円、さらに200本線の154.521円が控えます。154.52円を明確に上抜けるまでは、反発しても戻り売りの範囲と判断します。
🛡️ 下値支持線:153.80円、153.50円、153.00円
今朝の安値153.820円が最初の支持です。153.80円を割り込むと153.50円、その下は心理的節目の153.00円が意識されます。前日のように流動性が薄い局面では、節目割れから値幅が急拡大する可能性があります。
まとめ
本日のポイント
昨日は日銀利上げ観測と薄商いのストップを背景に、156.292円から154.055円まで急落しました。本日は8時50分の日本GDP改定値が最大の焦点です。日足・5分足とも弱気配置にあり、153.80円を割れば153.50円、153.00円へ下値余地が拡大。一方、154.10円を回復すれば154.30円、154.50〜52円までの買い戻しが見込まれます。中心レンジは153.70〜154.30円。急落後だけに、指標発表直後の値動きを追わず、節目を明確に抜けたかを確認する姿勢が重要です。
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