ドル円コンパス

【ドル円コンパス】今日の為替相場予想(2026年9月10日)

ドル円コンパス 2026年9月10日の為替相場予想

おはようございます。Trader MTです。昨日9日のドル円は153.973円で始まり、日銀の利上げ観測を背景に152.938円まで下落しました。その後は米長期金利の上昇や原油高を受けて買い戻され、終値は153.505円。今朝7時前は153.54円前後で推移しています。今日は増日銀審議委員の発言、米新規失業保険申請件数、米生産者物価指数(PPI)、米30年債入札が予定されており、発表前後の急変動に注意したい一日です😌(公開時刻:07:26/日本時間)。

ドル円:昨日の振り返り(2026年9月9日)

9日のドル円は153.973円で取引を開始しました。東京朝方は153.45円前後で推移し、9時台に153.25円まで下落。その後は輸入企業のドル買いで153.80円まで戻しましたが、日銀の利上げ観測が円を支え、上値は限定的でした。

東京午後は米長期金利と日経平均株価の低下を受けて再び円高・ドル安が進み、15時過ぎには153円を一時割り込みました。東京市場の夕方は153.11円前後まで下げ、朝方の戻り分をほぼ失う展開となりました。

欧州時間は153.30円台から153.60円台へ買い戻されました。NY時間は153.20円台で始まり、日銀の利上げ観測が上値を抑えた一方、米10年債利回りが4.85%台へ上昇し、原油価格も上昇したことでドルが下支えされました。日足は高値153.977円、安値152.938円、終値153.505円となり、日中値幅は1.039円でした。

日付始値高値安値終値
2026年9月9日153.973153.977152.938153.505

※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。

東京時間

東京市場では、朝方に153.25円まで下落した後、輸入企業のドル買いを受けて153.80円まで反発しました。しかし、日銀の利上げペースを巡る観測や米長期金利の低下が円買い・ドル売りを促し、午後は再び下落。15時過ぎに153円を一時割り込み、夕方は153.11円前後で推移しました。

欧州・NY時間

ロンドン市場では、153.30円台から買い戻しが入り、153.60円台まで反発しました。ただし、日銀の利上げ観測が続く中で上値を追う動きは限られ、153円台半ばを中心にもみ合いました。

NY市場は153.20円台で始まりました。序盤は日銀の政策正常化観測がドル円の上値を抑えましたが、米国債の買い戻し策が金利上昇を十分に抑えられないとの見方や原油高を背景に、米10年債利回りは4.85%台へ上昇。ドル円は153円台半ばへ持ち直し、153.505円で日足を終えました。

ドル円:今日の注目材料(2026年9月10日)

✅ 9月10日(木)の重要度の高い経済指標・イベント
時間通貨指標・イベント重要度前回予想
10:30🇯🇵増日銀審議委員の発言(あいさつ)⚡️⚡️⚡️
未定🇯🇵増日銀審議委員の発言(記者会見)⚡️⚡️⚡️
21:30🇺🇸新規失業保険申請件数⚡️⚡️20.6万件20.5万件
21:30🇺🇸生産者物価指数(前月比)⚡️⚡️⚡️±0.0%+0.4%
生産者物価指数(前年比)+4.7%+5.3%
生産者物価指数・コア(前月比)+0.2%+0.3%
生産者物価指数・コア(前年比)+4.2%+4.6%
26:00🇺🇸米30年債入札⚡️⚡️220億ドル

日本時間10時30分には増一行日銀審議委員のあいさつがあり、記者会見も時間未定で予定されています。日銀の追加利上げや今後の政策運営に関する発言が出れば、円相場が大きく反応する可能性があります。発言内容が確認できるまでは方向を決めつけず、実際の発言と値動きを確認したいところです。

21時30分には米新規失業保険申請件数と米生産者物価指数(PPI)が発表されます。PPIは総合・前年比が前回+4.7%から予想+5.3%へ上昇する見込みで、予想を上回れば米金利上昇とドル買い、下回れば米金利低下とドル売りにつながる可能性があります。26時には重要度AAの米30年債入札(予定額220億ドル)もあり、応札結果を受けた長期金利の変動に注意が必要です。

ドル円:今日の見通し(2026年9月10日)

今日のドル円は153.54円前後を起点に、153.20〜153.80円を中心とした戻り売り優位の展開を想定します。日足は主要移動平均線を大きく下回り、下向きの流れが続いています。一方、5分足は短期線を下回るものの200本線の上にあるため、153.45円を維持できる間は短期的な買い戻しも入りやすい状態です。

ファンダメンタルズ分析

日本側では、増日銀審議委員の発言が最大の焦点です。前日まで日銀の利上げ観測が円を支えており、追加利上げに前向きな内容なら円買いが強まりやすく、慎重な内容なら短期的な円売り・ドル買いにつながる可能性があります。発言の見出しだけでなく、政策判断の条件や時期に関する説明まで確認する必要があります。

米国側では、21時30分のPPIがインフレと米金利の見通しを左右します。同時刻の新規失業保険申請件数も雇用の強弱を測る材料です。さらに26時の米30年債入札では、需要が弱ければ長期金利上昇を通じてドルを支え、需要が強ければ金利低下を通じてドルの上値を抑える可能性があります。結果発表前後は値幅の拡大に注意が必要です。

テクニカル分析

📉 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は158.301円、75日線は160.240円、200日線は158.403円です。終値153.505円は3本すべてを大きく下回り、最も近い25日線からも約4.80円下方にあります。中期トレンドは下向きで、反発局面では戻り売りが入りやすい配置です。まずは前日高値153.977円を回復できるかが短期反発の強さを測る基準となります。

📉 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線と基準線はともに156.640円で、終値は約3.14円下回っています。価格は一目均衡表の雲も下回り、中期的には弱い配置です。直近では前日安値152.938円が重要な支持となる一方、戻り局面では153.98円前後の前日高値、その上は154円台前半が抵抗として意識されます。

📉 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-1.410、シグナル線は-0.842、ヒストグラムは-0.568です。MACD線はシグナル線を下回り、ヒストグラムもマイナス圏です。日足ベースでは下落モメンタムが継続しており、短期的に買い戻されても、トレンド転換と判断するには主要抵抗の回復と定着を確認する必要があります。

5分足では、今朝7時前の153.536円が25本線153.574円と75本線153.557円を下回る一方、200本線153.446円は上回っています。一目均衡表の転換線153.533円付近にあり、基準線153.587円は上値抵抗です。MACDは-0.022、シグナル線は-0.019、ヒストグラムは-0.004で、短期の勢いはやや下向きです。153.45円を割れるか、153.60円を回復するかが目先の分岐点です。

シナリオ分析

下落シナリオ(想定確率55%)
日足の弱い配置を背景に、5分足200本線付近の153.45円を割り込む展開です。153.45円を5分足終値で明確に下抜ければ153.10円、次いで前日安値152.938円が支持候補です。152.94円を割り込む場合は152.80円まで下値余地が広がります。

反発シナリオ(想定確率45%)
153.45円を維持し、5分足の短期線と基準線が集まる153.60円を上抜ける展開です。153.60円超えを5分足終値で維持できれば153.80円、前日高値付近の154.00円が目標となります。154円台に定着すれば154.30円方向が視野に入りますが、日足の下向き圧力には注意が必要です。

時間帯別の展開予想

東京時間
10時30分の増日銀審議委員のあいさつと、時間未定の記者会見が焦点です。政策正常化に前向きな内容なら153.45円割れから153.10円を試しやすく、慎重な内容なら153.60〜80円への買い戻しが想定されます。発言内容を確認する前の先回りには注意したいところです。

欧州時間
欧州時間は、東京時間に形成したレンジをどちらへ抜けるかが焦点です。153.45円を維持すれば153.80〜154.00円への戻りを試す一方、割り込めば153.10円から152.94円へ下押ししやすくなります。21時30分の米指標を控え、発表前は持ち高調整で方向感が変わる可能性があります。

NY時間
21時30分の米PPIと新規失業保険申請件数が最大の焦点です。PPIが市場予想を上回れば米金利上昇と154円方向、下回れば米金利低下と153円割れの可能性があります。26時の米30年債入札でも長期金利が動く可能性があるため、米指標後に落ち着いても再び値幅が広がる点に注意が必要です。

ドル円:今日の予想レンジ(2026年9月10日)

予想レンジ:152.80円〜154.30円
今日は152.80〜154.30円のレンジを想定します。中心は153.20〜153.80円で、日足では戻り売りが入りやすい配置です。153.45円を割り込めば153.10円、前日安値152.938円へ下押ししやすく、153.60円を上回れば153.80円、154.00円が焦点となります。

🔁 上値抵抗線:153.58〜60円、153.80円、154.00〜30円
最初の抵抗は5分足の75本線・基準線が位置する153.58〜60円です。その上は直近の戻り高値がある153.80円、前日高値を含む154.00円前後。154円台に定着すれば154.30円が次の目標となります。

🔄 下値支持線:153.45円、153.10円、152.94〜80円
最初の支持は5分足200本線が位置する153.45円です。ここを割り込むと153.10円、次いで前日安値152.938円が焦点となります。152.94円を明確に下抜けた場合は、想定レンジ下限の152.80円まで下値余地が広がります。

ブレイク時の目安
153.45円割れは152.94〜80円方向、153.60円超えは153.80〜154.00円方向への動きを想定します。ただし、増日銀審議委員の発言、米PPI、米30年債入札の前後は一時的な上下振れが起こりやすいため、瞬間的な価格到達だけでなく、5分足終値での定着を確認したいところです。

📅 本日の主な変動リスク
10時30分の増日銀審議委員のあいさつ、時間未定の記者会見、21時30分の米新規失業保険申請件数と米PPI、26時の米30年債入札が主な変動要因です。特にPPIと30年債入札は米長期金利を通じてドル円へ波及する可能性があります。

📝 取引時の注意点
本記事の予想レンジや確率は、公開時点のチャートと確認済みの市場材料に基づく想定であり、将来の値動きを保証するものではありません。重要指標や要人発言の直前・直後はスプレッド拡大や急変動が起こりやすいため、ポジション量と損失許容額を事前に決め、実際の結果と値動きを確認して判断してください。

免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。掲載情報の正確性・完全性を保証するものではなく、将来の成果を保証するものでもありません。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。