おはようございます。Trader MTです。昨日24日のドル円は157.794円から159.037円まで上昇し、158.840円で終了しました。終値で日足200日線158.437円を回復した一方、159円台と日足雲下限付近では上値を抑えられています。今日は米長期金利の上昇を伴って159.04円を越えられるか、それとも介入警戒と週末の持ち高調整で158.72円を割るかが焦点です。18時15分のウィリアムズNY連銀総裁、27時のハマック・クリーブランド連銀総裁の発言を別々に確認します😌(公開時刻:07:35/日本時間)。
ドル円:昨日の振り返り(2026年9月24日)
24日のドル円は158.284円で始まりました。東京序盤は連休明けの実需売りに押され、仲値にかけて157.70円台まで下落しました。しかし、安値157.794円で売りが一巡すると、米国の早期利上げ観測と米長期金利の上昇を背景に買い戻され、午後には158.40〜158.50円付近まで回復しました。東京時間の下押しを当日のうちにほぼ解消したことで、相場の主導材料は実需フローから米金利へ移りました。
ロンドン市場は158.40円台で始まり、いったん円買いが入った後も158円台半ばへ戻しました。欧州勢が東京時間の安値を追わず、米金利の高止まりを背景にドルを買い直した点が重要です。ただし、159円に近づくにつれて為替介入への警戒が強まり、金利上昇の大きさに比べてドル円の上昇は次第に鈍くなりました。
NY市場は158.78〜158.88円付近で始まりました。米新規失業保険申請件数は19.7万件と市場予想20.1万件を下回りましたが、発表直後の反応は限定的でした。一方、米10年債利回りが約5.22%、30年債利回りが約5.44%まで上昇すると、ドル円は159.037円まで上昇しました。終値158.840円は日足200日線158.437円を上回ったものの、159円台を維持できず、金利主導の買いと介入警戒がぶつかる位置で引けています。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月24日 | 158.284 | 159.037 | 157.794 | 158.840 |
※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。
東京時間
東京序盤は、連休中に進んだ円安を受けた輸出企業の売りが優勢となり、157.70円台まで下押ししました。ところが、安値をつけた後は売りが続かず、米金利上昇を見込んだドル買いが再び入りました。東京時間の安値を切り返して158.40円台へ戻したことで、157.79円は短期の支持候補になりました。ただし、159円に近い水準では実需売りと当局警戒が再び強まりやすく、上値追いには米金利の追加上昇が必要です。
欧州・NY時間
欧州時間は158円台半ばを中心に推移しました。東京時間の急落を引き継がず、米国債利回りの高止まりを見ながら押し目が買われました。ここでの値動きは、円売りだけで上昇したというより、米国の政策金利見通しが債券市場を通じてドル円へ伝わったものです。反面、158円台後半では上昇速度が落ち、159円を前にした売り圧力も明確になりました。
NY時間は、失業保険申請件数の結果そのものより、その後も米国債売りが続いたことがドル円を押し上げました。強い数字でも金利が上がらなければドル買いは続きにくい一方、今回は10年・30年債利回りが高値を更新し、159.037円までの上昇を裏付けました。ただし159円台では買いが続かず、終値は158.840円です。したがって、今日の判断ではヘッドラインの強弱より、米10年債利回りと159.04円が同時に上方向へ定着するかを優先します。
ドル円:今日の注目材料(2026年9月25日)
| 時間 | 通貨 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|
| 18:15 | 🇺🇸 | ウィリアムズNY連銀総裁 発言 | ⚡️⚡️ | ― | ― |
| 27:00 | 🇺🇸 | ハマック・クリーブランド連銀総裁 発言 | ⚡️⚡️ | ― | ― |
18時15分のウィリアムズNY連銀総裁発言では、足元で強まった早期利上げ観測を追認するのか、政策判断には追加のデータ確認が必要とするのかを見ます。重要なのは言葉の一部ではなく、発言後に米10年債利回りが5.22%付近を維持・更新するかです。金利が上がらずドル円だけが159円を試す場合、買いの持続性は低くなります。
27時のハマック・クリーブランド連銀総裁発言は、週末を控えたNY後半の持ち高調整と重なります。発言が利上げ観測を補強して米金利が再上昇すれば、159円台への再挑戦につながります。反対に、市場の織り込みを和らげる内容となり米金利が低下すれば、158円台後半で積み上がったドル買いの巻き戻しが速まる可能性があります。ウィリアムズ氏の発言と同じ材料としてまとめず、それぞれの発言後の金利反応を分けて評価します。
ドル円:今日の見通し(2026年9月25日)
今日の基本構図は、日足200日線を回復した反発の継続力と、159円・日足雲下限・介入警戒が重なる上値抵抗との綱引きです。158.840円の終値は反発を一段進めましたが、日足75日線159.692円はまだ上にあり、中期的な戻り売りを解消したとは言えません。短期では158.72円を保てるか、上では158.91〜159.04円を終値ベースで越えられるかが判定線です。中心は158.60〜159.10円を想定し、価格と米長期金利が同じ方向へ動いた場合だけブレイクの信頼度を高めます。
ファンダメンタルズ分析
米国側の伝達経路は、景気・物価の底堅さや金融当局者の発言で早期利上げ観測が強まる、米国債が売られて利回りが上がる、日米金利差を意識したドル買いがドル円へ波及する、という順序です。昨日は失業保険申請件数の発表直後より、10年債利回りが約5.22%、30年債利回りが約5.44%へ上昇した局面でドル円が159.037円まで伸びました。今日も材料の見出しだけで判断せず、米10年債利回りが高値圏を維持するかを確認します。
日本側では、159円付近の当局警戒が上昇幅に対して非対称に働きます。米金利が少し上がるだけでは介入を警戒した売りに吸収されやすい一方、けん制発言や米金利反落が重なると、円売りポジションの解消が短時間に進む可能性があります。さらに金曜日は、週内に積み上がったドル買いを閉じる動きが出やすい日です。したがって、上方向には金利の追認を厳しく求め、下方向では158.72円と158.44円を割った後の戻りの弱さを確認します。
テクニカル分析

📈 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は157.062円、75日線は159.692円、200日線は158.437円です。終値158.840円は200日線を回復し、8月以降の下落に対する反発は一段進みました。ただし、上には75日線159.692円があり、短期線も長期線を上回っていません。158.437円を押し目として維持できれば159.04円、159.30円、159.69円を試す余地が広がります。再び200日線を割れば、今回の回復は上抜け失敗として見直されます。
📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線は156.204円、基準線は156.640円です。価格は両線を上回っていますが、雲下限付近の158.91円前後に差しかかりました。つまり、下落モメンタムからの回復は確認できても、雲を上抜けて上昇トレンドへ復帰したわけではありません。158.91〜159.04円を終値で越えれば雲の中での上値試しへ移り、失速して158.44円を割れば雲下限で拒まれた形になります。
📈 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-0.270、シグナル線は-0.813、ヒストグラムは+0.543です。MACD線はシグナル線を上回り、プラスのヒストグラムも拡大しているため、反発モメンタムは改善しています。一方でMACD線とシグナル線はなおゼロライン下です。価格の200日線回復をMACDが後追いしている段階であり、159円台定着とゼロラインへの接近が続くか、雲下限で価格が先に失速するかを確認します。

5分足では、今朝の158.806円が25本線158.842円と75本線158.846円の下、200本線158.717円の上にあります。短中期線が158.84円付近へ収束し、MACDは-0.020、シグナル線-0.021、ヒストグラム+0.001とゼロ近辺です。これは方向が確定した状態ではなく、前日の上昇後に値幅が圧縮している状態です。158.85円を回復して159.04円を越えれば上放れ、158.72円を割って戻せなければ200日線158.44円への調整を警戒します。
シナリオ分析
↗ 上昇シナリオ(想定確率52%)
5分足200本線158.72円を維持し、158.85円を回復した後、158.91〜159.04円を終値で上抜ける展開です。ウィリアムズNY連銀総裁またはハマック・クリーブランド連銀総裁の発言後も米10年債利回りが約5.22%の高値圏を維持・更新すれば、159.30円、日足75日線159.69円が次の目標になります。159.04円を越えても金利が反落する場合、または158.72円を割る場合は上昇シナリオをいったん否定します。
↘ 下落シナリオ(想定確率48%)
158.91〜159.04円で再び上値を止められ、5分足200本線158.72円を終値で下抜け、戻りでも158.72円を回復できない展開です。米長期金利の反落、介入警戒の強まり、週末のドル買いポジション解消が重なれば、日足200日線158.44円、前日安値157.79円へ調整余地が広がります。米金利上昇を伴って159.04円を回復・定着した場合は、下落シナリオを否定します。
時間帯別の展開予想
東京時間
158.72円の5分足200本線を国内実需の売りが下抜くのか、前日に200日線を回復した流れを機関投資家の買いが支えるのかを確認します。159.04円を試す場面では、上昇速度と当局者発言に注意が必要です。価格だけが上昇し米金利が追随しない場合は追いかけず、158.91〜159.04円での上ヒゲと158.72円への戻りを見ます。
欧州時間
欧州勢が前日の米金利上昇を追認するか、週末を前に利益確定を優先するかが焦点です。18時15分のウィリアムズNY連銀総裁発言後、米10年債利回りが5.22%付近を維持し、ドル円も159.04円の上で定着すれば上方向の条件がそろいます。発言後に金利が低下し、158.72円を割るなら158.44円への調整を優先します。
NY時間
週末前の持ち高調整と米長期金利の方向を重視します。27時のハマック・クリーブランド連銀総裁発言は、すでに欧州時間で形成された流れを延長するのか、修正するのかを別に判断します。発言内容がドルに前向きに見えても金利が上がらなければ織り込み済み、慎重に見えても金利が下がらなければドル売りの持続性は低いと判断します。
ドル円:今日の予想レンジ(2026年9月25日)
↕ 予想レンジ:158.20円〜159.70円
中心は158.60〜159.10円です。前日の値幅は1.243円と大きく、159円付近では介入警戒、下には日足200日線158.44円があるため、狭い値幅を前提にしません。158.91〜159.04円を金利上昇とともに越えれば159.30円から159.69円、158.72円を割って戻せなければ158.44円から158.20円へ値幅が広がる想定です。
🔁 上値抵抗線:158.91〜159.04円、159.30円、159.69円
158.91円前後は日足雲下限、159.037円は前日高値で、心理的節目159円も重なります。この帯を一時的に越えるだけでは不十分で、押し目でも159円前後を保ち、米長期金利が高値圏を維持する必要があります。条件がそろえば159.30円、日足75日線159.692円が次の抵抗です。急伸後に長い上ヒゲを残す場合は介入警戒による失敗を疑います。
🔄 下値支持線:158.72円、158.44円、157.79円
158.72円は5分足200本線が位置し、前日の上昇波を保てるかの最初の判定線です。ここを割って戻せなければ、日足200日線158.437円が次の支持になります。158.44円も終値で割ると、日足の上抜けが失敗した形となり、前日安値157.794円まで調整余地が広がります。支持線付近では価格だけでなく米金利の下げ止まりも確認します。
⚠ ブレイク時の目安
上方向は159.04円を5分足終値で越え、その後の押し目でも158.91円を維持し、米10年債利回りが反落しないことが条件です。下方向は158.72円を割り、戻りでも回復できず、米金利も高値圏から低下することを条件とします。価格と金利が逆方向に動く場合は、週末フローや介入警戒による一時的な動きの可能性が高いため、次の足の定着を待ちます。
📅 本日の主な変動リスク
18時15分のウィリアムズNY連銀総裁発言、27時のハマック・クリーブランド連銀総裁発言、米10年・30年債利回り、為替介入を巡る当局者発言、週末の持ち高調整、原油価格、中東情勢が主な変動要因です。発言はそれぞれの直後に米金利がどう反応したかを分けて確認します。
📝 取引時の注意点
158.72〜159.04円は、5分足200本線と日足雲下限・前日高値に挟まれた判定待ちのゾーンです。この範囲内で方向を決めつけず、上は159.04円、下は158.72円の外側での定着と米金利の追随を確認します。金曜日は材料と関係なく持ち高調整が出ることもあるため、発言直後の初動だけで追随せず、損失許容額を先に決めてください。予想レンジと確率は結果を保証するものではありません。
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