2級FPに独学6か月で合格するための勉強法。【ワンポイントアドバイス】
2級FP技能検定は、独学で6ヶ月あれば合格できますよ。実際に、私がそうでしたから。厳密に言うと、2ヶ月で3級、そこから4ヶ月で2級に合格というステップを踏んでいます。誰から学ぶことなく、テキスト一冊とネットで見つけた過去問サイトをこなしただけでした。勉強の仕方は人それぞれだと思いますが、私なりの独学6ヶ月で合格するための勉強法を伝授いたします。
- 参考書選びに時間をかけない
- 自分ゴト化させて覚える
- 過去問は試験直前1か月前に5年分を解く
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2級FPに独学6か月で合格する勉強法。
1.参考書選びに時間をかけない
独学で資格試験の勉強を始めるとき、参考書選びは何よりも重要です。誰が見ても読みやすい参考書は当然、売上もNo.1です。もちろん、あらゆる参考書を手に取って中身を拝見しましたが、やはり売上No.1の成美堂出版の最速合格ブックがずば抜けて優れていました。3級、2級については、間違いないありませんので、参考書選びに時間をかける必要はないでしょう。
ちなみに、過去問の問題集は、購入する必要がありません。私はちなみにネット上に出回っている過去問サイトで対応しました。問題の解説も丁寧に記載されいて全く問題ありません。
2.自分ゴト化させて覚える
ファイナンシャルプランナーの内容は、出題範囲が6つにカテゴライズされていますが、自分が将来生きていくうえで、とても役に立つ内容ばかりです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
例えば、ライフプランニングと資金計画のテーマでは、労働保険や公的年金の基礎がしっかり学べます。こういう仕組みだったのか、と実際に自分が今置かれている年齢や立場に照らし合わせながら勉強すると、記憶に定着しやすくなります。リスク管理では、数ある生命保険や損害保険の知識、金融資産運用では、株式や投資信託などの金融商品の勉強になります。タックスプランニングでは税金の知識に加え、サラリーマンなら誰もが手にする給与所得の源泉徴収票の見方も学べます。また、不動産しかり相続・事業承継といった我々が生きていくうえで必ず必要となるテーマばかりです。自分の場合はこうなるのか、と自分ゴト化させて覚えることで、勉強のモチベーション向上にも繋がります。
過去問は試験直前1か月で5年分を解く
よく資格試験の勉強法として、一通りテキストを読んでインプットしたら、あとはとことん問題集をやりなさいというアドバイスを聞きますが、直前1か月前に集中して過去問を解く方が得策だと考えています。私の場合、過去5年間分、問題数にして1125問の過去問をすべて試験直前1か月前にやりました。
それまでは、ひたすらインプットのみでした。自分に役に立つ内容ばかりなので、インプットが結構楽しかったというのも理由のひとつです。また、一気に問題を解くことで、問題の傾向と対策が面白いように見えてきます。同じような問題が時々出題されていることもあり、直前に集中して過去問をしたほうが、本番では役に立つと思います。
年金不安、資産運用といった言葉が目につくようになった45歳の時に、自分をファイナンシャルプランニングする意味で勉強して資格を取りましたが、体系的な知識を得ることで将来不安が少し払拭されたような気持ちにさせてくれたことは今でも実感として残っています。