おはようございます。Trader MTです。昨日のドル円は158.151円で始まり、東京時間の実需買いと、NY時間の米経済指標上振れ・米長期金利上昇を受けて159.179円まで反発しました。終値は159.039円となり、日足では200日移動平均線と一目均衡表の雲下限を回復しています。今日は8時30分の全国消費者物価指数と22時45分の米製造業PMI速報値が焦点。159.00円を維持して前日高値159.18円を抜けられるかを見極める一日になりそうですね😌(公開時刻:07:45/日本時間)。
ドル円:昨日の振り返り(2026年8月20日)
昨日のドル円は158.151円でスタートしました。前日の急落後とあって東京早朝は158.028円まで下押ししましたが、五・十日の実需買いを支えに切り返し、午後には158.70円台へ上昇。欧州序盤の持ち高調整で158.20円台まで押し戻された後も下値は堅く、NY時間は強い米経済指標と米国債利回りの上昇を受けて159円台を回復しました。高値159.179円、終値159.039円となり、日足は前日の大陰線に対する反発を示す陽線で引けています。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年8月20日 | 158.151 | 159.179 | 158.028 | 159.039 |
※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。
東京時間
東京早朝は、前日の米財務省による長期国債買い戻し拡大を受けた金利低下の余韻から158.00円近辺まで売られました。ただし、158.028円で下げ止まると、五・十日の仲値に向けた実需のドル買いで158.50円台へ反発。前日の急落で積み上がったドル売りポジションの買い戻しも加わり、午前は底堅く推移しました。
午後は海外勢の押し目買いにより158.70円台まで上値を伸ばしました。一方、159.00円手前では輸出企業などのドル売りが意識され、上昇は一服。午後5時時点では158.43円前後となり、朝方の安値からは反発したものの、159円台を目前に方向感を探る形で東京市場を終えました。
欧州・NY時間
ロンドン時間は158.30円台で始まり、158.30〜50円台を中心にもみ合いました。米財務省の買い戻し政策を背景に米長期金利の上昇が抑えられ、ドルを積極的に買い進める材料は乏しい状況でした。欧州序盤には158.20円台まで下押す場面もありましたが、東京時間の安値を試す動きには至らず、NY勢の参加を待つ展開となりました。
NY市場は158.60円前後でスタートしました。米新規失業保険申請件数が20.6万件と市場予想21.0万件を下回り、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数も47.4と予想25.0を大きく上回ると、米景気の底堅さを意識したドル買いが優勢に。その後は財政赤字やAI投資に伴う資金需要、原油高によるインフレ懸念などから米国債が売られ、長期金利が上昇しました。ドル円は159円台へ乗せ、159.179円まで上昇した後、朝方は159.03円前後で推移しています。
今日の注目材料
| 時間 | 通貨 | 指標 | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:30 | 🇯🇵 | 全国消費者物価指数 | ⚡⚡⚡ | +1.6% | +1.9% |
| 08:30 | 🇯🇵 | 全国消費者物価指数(除生鮮) | ⚡⚡⚡ | +1.6% | +1.8% |
| 22:45 | 🇺🇸 | 製造業PMI・速報値 | ⚡⚡ | 53.9 | 54.0 |
本日は8時30分に7月の全国消費者物価指数が発表されます。総合指数は前年比+1.9%、生鮮食品を除く指数は+1.8%が予想され、いずれも前回の+1.6%から伸びが加速する見通しです。予想を上回れば日銀の追加利上げ観測を通じて円買いが強まりやすく、予想を下回れば円売りが優勢になりやすいでしょう。今回は2025年基準へ改定後、最初に公表される月次結果である点にも注意が必要です。
米国では22時45分に製造業PMI速報値が発表され、前回53.9に対して54.0が予想されています。50を上回る拡大圏が維持される見通しですが、前月は製造業の伸び鈍化と価格圧力の強まりが併存しました。今回は景況感だけでなく、仕入れ価格や納期の内容が米金利を動かす可能性があります。強い結果なら米金利上昇・ドル買い、弱い結果なら米金利低下・ドル売りが基本反応です。
今日の見通し
今日のドル円は159.00円前後を起点に、前日高値159.179円を超えて反発を継続できるかが焦点です。日足は200日移動平均線と雲下限を回復し、MACDも改善しているため下値不安はいったん和らぎました。ただし、25日・75日線は160円台前半、基準線は159.606円に位置しており、中期的な上値の重さは残ります。159.00円を維持する間は159.20円突破を試す展開、158.90円を割り込むと158.75円から158.50円方向への調整を想定します。
ファンダメンタルズ分析
米国側では、前日の良好な経済指標と国債利回りの上昇がドルを支えています。もっとも、米財務省の長期債買い戻し拡大による金利抑制と、財政・原油・インフレ懸念による金利上昇圧力が綱引きとなっており、米金利は振れやすい状態です。製造業PMIが予想を上回り、価格指数も強ければ159.20円突破を後押ししやすい一方、景況感の鈍化が確認されれば週末の持ち高調整も重なりドル売りが強まる可能性があります。
日本側では、全国CPIが最大の材料です。総合・コアとも予想どおり伸びが加速すれば、日銀の追加利上げ観測が維持され、ドル円の上値を抑えやすくなります。ただし、内容がサービスよりエネルギー主導と受け止められれば円買いが続かない可能性もあります。8時30分の発表直後は、総合指数だけでなく生鮮食品を除く指数との整合性を確認し、初動の往復に警戒したいところです。
テクニカル分析

📈 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は160.336円、75日線は160.380円、200日線は158.274円です。終値159.039円は200日線を回復した一方、25日線と75日線を下回っています。前日の200日線割れが一日で否定された点は反発材料ですが、中期線が重なる160.30〜40円台を回復するまでは調整局面の中の戻りと判断します。まずは159.18〜25円、その先は159.60円が上値の目安です。
📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
一目均衡表では、終値は転換線158.697円と雲下限158.93円前後を上回りました。一方、基準線は159.606円にあり、上値抵抗として意識されます。雲下限と心理的節目が重なる158.90〜159.00円を維持できれば反発継続が見込まれますが、再び雲の下へ沈むと前日の上昇が失速し、158.70円台から200日線158.27円方向が意識されます。
📈 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-0.657、シグナル線は-0.685付近で、ヒストグラムは+0.028です。MACD線がシグナル線を上回り、マイナス圏ながら下落モメンタムは弱まっています。反発の初期形状ですが、ゼロラインを下回っているため強い上昇トレンドへの転換確認には至りません。159.20円突破とヒストグラムの拡大が続けば、戻り余地が広がります。

5分足では、158.20円台から159.08円付近まで高値・安値を切り上げた後、朝方は159.03円前後で持ち合っています。現在値は25本線159.059円、75本線159.069円、一目均衡表の雲をわずかに下回る一方、200本線158.757円は上回っています。MACDは-0.016、シグナル線-0.015付近でほぼ横ばい。短期上昇はいったん一服しており、159.08円を回復できれば再上昇、159.00円割れでは158.90〜75円への調整が警戒されます。
シナリオ分析
↗ 上昇シナリオ(確率55%・メインシナリオ)
上昇シナリオでは、全国CPI後も159.00円を維持し、前日高値に近い159.20円を明確に上抜けるケースを想定します。米製造業PMIが予想を上回る、または米長期金利が上昇基調を保てば、日足基準線の159.60円、さらに159.80円方向へ上値余地が広がります。ただし、159.60円付近は戻り売りが強まりやすく、一気に160円台へ定着するには追加材料が必要です。
↘ 下落シナリオ(確率45%)
下落シナリオでは、全国CPIが予想を上回って円買いが強まり、158.90円を明確に割り込むケースを想定します。5分足200本線の158.75円が最初の支持となり、ここも下抜けると158.50円方向へ調整が進みやすくなります。夜の米製造業PMIが弱く米金利が低下した場合は、日足200日線の158.27円付近まで下値余地が広がる可能性があります。
時間帯別の展開予想
東京時間
東京時間は8時30分の全国CPIで方向が出やすいでしょう。強い結果では158.90円割れを試す円買い、弱い結果では159.20円突破を試す円売りが想定されます。発表後に159.00円を維持できれば、前日からの反発基調を引き継ぎやすくなります。週末の実需と持ち高調整も入りやすいため、158.90〜159.25円を中心に、発表直後の上下動に注意します。
欧州・NY時間
欧州時間は159.00円を挟み、米長期金利と株式市場を確認しながらの推移を想定します。NY時間は22時45分の米製造業PMIが最大の材料です。54.0を上回り価格圧力も強ければ159.60円方向、弱い結果で米金利が低下すれば158.75円方向が意識されます。金曜日のため、NY午後は材料と逆方向の週末調整が入る可能性にも注意が必要です。
今日の予想レンジ
↕ 予想レンジ:158.50円〜159.80円
今日は158.50〜159.80円のレンジを想定しています。東京時間は全国CPIを受けて158.90〜159.25円のどちらを抜けるかを確認し、欧州からNY時間は米長期金利と製造業PMIを材料に159.60円方向、または158.75円方向への拡大を見込みます。
🔁 上値抵抗線:159.20円、159.60円、159.80円
最初の上値抵抗は前日高値159.179円に近い159.20円です。ここを明確に上抜けると、日足基準線の159.606円が次の目標になります。159.60円を定着して超えれば159.80円、その先は心理的節目160.00円が意識されますが、25日・75日線が160.30円台に控えるため上値追いには慎重さが必要です。
🔁 下値支持線:159.00円、158.90円、158.75円
下方向では心理的節目159.00円が最初の支持です。日足の雲下限に近い158.90円を明確に割り込むと、5分足200本線の158.75円が次の支持候補となります。158.75円でも下げ止まらない場合は158.50円、さらに日足200日線158.27円付近まで調整余地が広がります。
📉 ブレイクアウト条件
上方向では、159.20円を5分足終値で明確に上抜け、米長期金利の上昇を伴うことが条件です。この場合は159.60円から159.80円方向への上昇が見込まれます。下方向では、全国CPIの上振れや米金利低下とともに158.90円を明確に割り込むことがポイントです。この場合は158.75円、さらに158.50円方向へ調整が進みやすくなります。
⚠️ 注意すべきリスク要因
今日の主なリスク要因は、全国CPIの予想乖離と基準改定への評価、米製造業PMIの景況感・価格指数、米長期金利の急変、中東情勢と原油価格、日米当局者の発言、週末の持ち高調整です。前日は1円を超える反発となったため、159.20円付近での利益確定売りや、指標直後に上下を往復する値動きにも注意してください。
☑️ 投資判断における留意点
足もとは、日足が200日線と雲下限を回復した一方、25日・75日線と基準線は下回っています。5分足も200本線の上にあるものの、25本・75本線と雲の直下で上昇が一服しています。反発基調と中期的な上値の重さが併存しているため、159.00円付近で方向を決めつけず、159.20円または158.90円のブレイクと米金利の動きをセットで確認したい局面です。
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