おはようございます。Trader MTです。昨日8日のドル円は154.342円で始まり、日銀の利上げ観測を背景に152.887円まで急落しました。その後は米長期金利の持ち直しと急落後の買い戻しで154円台へ戻したものの、終値は153.973円。今朝7時前は153.77円前後で推移しています。今日は当記事の採用基準に該当する重要指標・要人発言がなく、153.70円の支持と154.10円の抵抗を軸に、前日の大幅変動後の持ち高調整を見極めたい一日です😌(公開時刻:08:07/日本時間)。
ドル円:昨日の振り返り(2026年9月8日)
8日のドル円は154.342円で取引を開始しました。東京朝方は153.80円台で推移した後、日銀が利上げペースを速めるとの観測や円売りポジションの巻き戻しを背景に円買いが加速。正午前には152.887円まで下落し、年初来安値152.10円台も意識されました。
午後は152円台後半で下げ渋り、急落に対する買い戻しから153.30〜50円台へ回復しました。欧州勢の参入後も持ち高調整のドル買いが続き、ロンドン序盤には154.10円台まで反発。日中安値から1円を超えて戻す、値幅の大きい展開となりました。
NY時間は154.20円台まで買い戻された後、再び153.80円台へ軟化しました。米長期金利と原油価格が持ち直すと154円台を回復しましたが、日銀の政策正常化を意識した円買い圧力は残り、日足終値は153.973円。高値154.426円、安値152.887円と、1円50銭を超える日中値幅を記録しました。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月8日 | 154.342 | 154.426 | 152.887 | 153.973 |
※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。
東京時間
東京市場では、前日の欧州市場から続く円買いが加速しました。153.80円台から下値を広げ、午前中に152.887円まで急落。日銀の利上げ加速観測に加え、積み上がった円売りポジションの巻き戻しが値動きを増幅しました。ただ、152円台後半では買い戻しが入り、正午には153.30円台、午後3時には153.30円前後まで戻しています。
欧州・NY時間
ロンドン市場では、東京時間の急落に対する持ち高調整が優勢となり、154.10円台まで反発しました。日中安値からの戻り幅は1円を超えましたが、154円台前半では戻り売りも入り、上値を追う動きは限定的でした。
NY市場は154.20円台で始まった後、日銀の利上げ観測を改めて意識して153.80円台へ下落しました。その後は米長期金利と原油価格の反発がドルを支え、154円台を回復。前日比では円高を維持しつつも、急落後の買い戻しが下値を支える構図で取引を終えました。
ドル円:今日の注目材料(2026年9月9日)
| 時間 | 通貨 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|
| ー | 🇯🇵 🇺🇸 | 当記事の基準に該当する重要指標・要人発言なし | ー | ー | ー |
今日は、当記事の抽出基準である日本の最重要ランク、米国の上位3ランクに該当する経済指標・要人発言はありません。指標発表による一方向の値動きを想定する日ではなく、前日の急変動を受けたポジション調整や、株価・債券・原油の動きがドル円へ波及する展開を見込みます。
市場の焦点は、日銀の利上げペースを巡る観測が継続するか、そして米長期金利の持ち直しがドル買いを支えられるかです。前日は152円台後半から154円台まで急反発しており、153.70円と154.10円のどちらを先に明確に抜けるかが、短期方向を見極めるポイントになります。
ドル円:今日の見通し(2026年9月9日)
今日のドル円は153.77円前後を起点に、153.60〜154.10円を中心とした戻り売り優位の展開を想定します。日足は主要移動平均線と一目均衡表の基準線・転換線を大きく下回り、中期的な下向き圧力が強い状態です。5分足も主要移動平均線の下で推移しているため、154.10円を回復できない限りは、戻した場面で売りが入りやすいとみます。
ファンダメンタルズ分析
日本側では、日銀が利上げペースを速めるとの見方が引き続き円を支えています。前日の急激な円高で短期的な過熱感は生じたものの、政策正常化観測が後退しなければ、ドル円の戻り局面では円買いが再び入りやすい環境です。政府・日銀関係者の発言にも注意が必要です。
米国側では、米長期金利の反発がドルの下支え材料です。ただ、今日は当記事の基準に該当する重要材料がなく、金利上昇が続かなければ積極的なドル買いは強まりにくいとみます。日銀観測による円買いと、米金利によるドル買いの綱引きになりやすく、前日のレンジ内で上下する可能性があります。
テクニカル分析

📉 移動平均線(25日・75日・200日線)
日足の25日線は158.470円、75日線は160.320円、200日線は158.413円です。終値153.973円は3本すべてを大きく下回り、最も近い200日線からも約4.44円下方に位置しています。中期トレンドは明確に下向きで、反発しても戻り売りが入りやすい構造です。まずは前日高値154.426円を回復できるかが、短期反発の強さを測る基準となります。
📉 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
日足の転換線と基準線はともに156.640円で、終値は約2.67円下回っています。日足は雲の下側で推移しており、中期的には弱い配置です。直近では前日安値152.887円が重要な支持となる一方、戻り局面では154.43円前後の前日高値、その上は155円が抵抗として意識されます。
📉 MACD(シグナル・ヒストグラム)
日足MACDは-1.206、シグナル線は-0.700、ヒストグラムは-0.506です。MACD線はシグナル線を下回り、ヒストグラムもマイナス圏を拡大しています。日足ベースの下落モメンタムは強く、短期的な買い戻しが入っても、トレンド転換と判断するには戻りの定着を確認する必要があります。

5分足では、152.887円への急落後に154.30円台まで買い戻されましたが、その後は上値を切り下げています。今朝7時前の153.771円は25本線153.929円、75本線154.090円、200本線154.006円をすべて下回っています。MACDは-0.053、シグナル線は-0.041、ヒストグラムは-0.012で、短期的にも下向きです。153.93〜154.10円を回復できなければ、153.70円割れを試しやすい配置です。
シナリオ分析
↘ 下落シナリオ(確率55%)
日足・5分足ともに主要線を下回る弱い配置を背景に、153.70円の短期支持を割り込む展開を想定します。153.70円を5分足終値で明確に下抜ければ153.30円、さらに153円の節目が次の支持です。153円でも買い戻しが弱ければ、前日安値152.887円まで下値余地が広がります。
↗ 反発シナリオ(確率45%)
前日の急落に対する買い戻しが再開し、154.10円を上抜けるケースです。154.10円超えを5分足終値で維持できれば154.30円、次いで前日高値154.426円が目標となります。154.43〜50円を突破できれば155円方向が視野に入りますが、日足の下向き圧力が強いため、上抜け後の失速には注意が必要です。
時間帯別の展開予想
東京時間
東京市場は、前日の急落を受けた持ち高調整と日銀利上げ観測の綱引きが焦点です。153.70円を守れば153.93〜154.10円への戻りを試しやすい一方、153.70円を割り込むと153.30円へ下押しする可能性があります。株価の反応と政府・日銀関係者の発言を注視したいところです。
欧州時間
欧州時間は、東京時間に形成したレンジをどちらへ抜けるかが焦点です。前日は欧州勢の買い戻しで154円台を回復しており、同様の持ち高調整が入る可能性があります。ただし、154.10〜43円では戻り売りが出やすく、金利や株価が追随しなければ上昇は定着しにくいとみます。
NY時間
NY時間は米長期金利の方向がドル円を左右しやすい見通しです。金利が持ち直せば154.10〜43円を試す一方、金利が低下すれば日銀観測による円買いが優勢となり、153.70円割れから153.30円へ下押しする可能性があります。重要材料が乏しいため、株価・原油・債券の連動を確認したい局面です。
ドル円:今日の予想レンジ(2026年9月9日)
↕ 予想レンジ:153.00円〜154.50円
今日は153.00〜154.50円のレンジを想定します。中心は153.60〜154.10円で、日足・5分足とも戻り売りが入りやすい配置です。153.70円を割り込めば153.30円、153円へ下押ししやすく、154.10円を上回れば154.30円、前日高値154.426円が焦点となります。
🔁 上値抵抗線:153.93円、154.01〜10円、154.30〜50円
最初の抵抗は5分足25本線が位置する153.93円です。その上は200本線154.006円と75本線154.090円が重なる154.01〜10円。ここを明確に上抜ければ154.30円台、前日高値154.426円が目標となります。
🔁 下値支持線:153.70円、153.30円、153.00〜152.89円
下方向では今朝の安値圏にあたる153.70円が最初の支持です。ここを明確に割り込むと153.30円、心理的節目153円へ調整しやすくなります。153円でも買い戻しが入らなければ、前日安値152.887円が最終防衛線として意識されます。
📉 ブレイクアウト条件
上方向は154.10円を5分足終値で明確に突破し、押し目でも154円を維持することが条件です。この場合は154.30円、154.43〜50円が目標。下方向は153.70円を割り込み、戻りでも153.80円を回復できないことがポイントです。この場合は153.30円、153.00〜152.89円へ下値余地が広がります。
⚠️ 注意すべきリスク要因
主なリスクは、日銀の利上げ観測、政府・日銀関係者による為替発言、米長期金利の急変、前日の大幅変動を受けたポジション調整、株価、原油価格、地政学関連のヘッドラインです。重要材料が乏しい日でも、薄い時間帯に大口注文が入ると短時間で値幅が広がる可能性があります。
☑️ 投資判断における留意点
日足と5分足はいずれも戻り売り優位ですが、前日の急落後だけに突発的な買い戻しも想定しておく必要があります。153.70円と154.10円のどちらを明確に抜けるかを確認し、レンジ内では方向を決めつけない姿勢が大切です。ブレイク直後は値動きが定着するかを見極めたいところです。
免責事項
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