【ドル円コンパス】今日の為替相場予想(2025年12月19日)

『ドル円コンパス/USD/JPY COMPASS』、円とドル記号、コンパスのシンボル、ローソク足。右下に指を立てたロボット。左上に2025年12月19日のカレンダー

おはようございます。Trader MTです。今日はCPI・日銀会合・植田総裁会見と、日本サイドのビッグイベントがフルセットで並ぶ重要な一日です。ドル円は高値圏での持ち合いが続いているだけに、ヘッドライン次第で上下どちらにも振れやすい局面――ポジションは欲張りすぎず、値動きとニュースをセットで確認しながら慎重に付き合っていきましょう😌(公開時刻:07:43/日本時間)

昨日の振り返り

昨日のドル円は、東京時間こそ155円台半ばを中心とした落ち着いた推移だったものの、夜にかけて発表された米消費者物価指数(CPI)や新規失業保険申請件数など一連の米指標をこなすなかで、ドルの戻り売りと押し目買いが交錯する展開となりました。欧州時間には一時155.97円まで上昇して156円台乗せをうかがう場面も見られましたが、その後のNY時間では指標結果を受けた金利の小幅な動きとポジション調整を背景に上値が重くなり、引けにかけて155円台半ばまで押し戻されています。最終的に、始値155.640円、高値155.977円、安値155.278円、終値155.455円と、日中レンジは比較的限定的ながら、やや上値の重さを意識させる形で取引を終えました。

日付 始値 高値 安値 終値
2025年12月18日 155.640 155.977 155.278 155.455

※当データはTradingViewの日足チャートに基づいています。

東京時間

12月18日の東京時間のドル円は、155.64円前後で取引をスタートしました。前日の相場でいったん154円台後半から155円台半ばへと水準を切り上げていたこともあり、序盤は155円台前半〜半ばにかけて押し目買いと戻り売りが交錯する、やや様子見ムードの強い展開となりました。

日経平均株価は高値圏で底堅く推移したものの、既にかなりの水準まで戻していたこともあって上値追いは限定的で、株高をきっかけとした一方向の円売りにはつながりませんでした。一方で、日本発の新たな材料は乏しく、市場の関心は「今夜の米インフレ指標を確認したうえで、来週以降の利下げペースをどう織り込んでいくか」に向かっていたため、東京時間だけで大きな方向性は出にくい地合いでした。

午前からお昼にかけては、実需筋のドル買いが155.40〜50円台を下値として支える一方、155.80円近辺から上は短期筋の戻り売りが散発的に出て、値幅の小さいレンジ内での推移が続きました。東京時間の後半にかけても、欧州勢の本格参入と米指標を控えて新規ポジションを積み上げにくい雰囲気が続き、結局、155.50円前後を中心にやや方向感に欠ける形で欧州時間へとバトンを渡しています。

欧州・NY時間

欧州時間序盤、ドル円は155.50円台で取引を再開しました。欧州株式市場は総じて落ち着いたスタートとなり、欧州債利回りも大きな変動は見られず、為替市場も当初は方向感の乏しい状態が続きました。

その後、ロンドン勢の参入とともに、前日までのドル安局面で積み上がっていたショートの一部を巻き戻す動きが加わり、ドル円はじわじわと上値を試す展開へシフトしました。155.70円近辺を上抜けるとテクニカルな買いも入り、一時は155.977円まで上昇して日中高値を更新し、156円台乗せをうかがう水準まで迫りました。ただ、米インフレ指標を控えて大きくポジションを傾ける向きは限られ、156円ちょうど手前では戻り売りも増えたことで、上値を追う勢いは次第に落ち着いていきました。

NY時間に入ると、注目されていた米CPIやコアCPI、新規失業保険申請件数が発表されました。結果は総じて市場予想と大きくは乖離せず、「インフレ鈍化の流れは続いているものの、利下げペースを一気に加速させるほどのサプライズではない」という受け止め方が支配的となりました。米長期金利は指標直後こそ上下に振れたものの、すぐに落ち着きを取り戻し、結局は小幅なレンジ内での推移にとどまりました。

こうしたなか、ドル円も指標直後に一時的な上下の振れを伴いながらも、全体としては155.70円前後から徐々に上値を切り下げる流れとなりました。イベント通過後は、週末と来週の日銀関連イベントを意識したポジション調整も重なり、NY中盤以降には155.30〜40円台まで水準を切り下げています。

最終的には、日中安値に近い155.455円で引けており、上値を156円手前で何度か抑えられた一方で、下値も155円ちょうどを割り込むほどには売り込まれなかったことで、「高値圏レンジの中でやや上値の重さを再確認した一日だった」と整理できそうです。

今日の注目材料

☑️ 12月19日(金)の重要度の高い注目材料
時間 通貨 指標 重要度 前回 予想
08:30 🇯🇵 全国消費者物価指数 ⚡⚡️⚡️ +3.0% +2.9%
正午前後 🇯🇵 BOJ政策金利&声明発表 ⚡⚡️⚡⚡️⚡️ 0.50% 0.75%
15:30 🇯🇵 植田日銀総裁の記者会見 ⚡⚡️⚡⚡️⚡️ - -

今日は、日本側のビッグイベントが一日に集中する点が最大の焦点です。まず朝8時30分には全国消費者物価指数(CPI)が発表されます。総合指数に加え、コア指数の伸びがどの程度の水準を維持しているかが、日銀の物価・賃金の評価に直結するため、結果は金融政策の先行きを占ううえで非常に重要です。エネルギー価格やサービス価格の動きも含めて、「基調的なインフレの強さ」がどの程度保たれているかに市場の注目が集まりやすいでしょう。

正午前後には、日銀の政策金利と声明が公表されます。現状のマイナス金利政策や長短金利操作(YCC)の運用方針、国債買い入れのスタンスに変化があるかどうかはもちろん、仮に政策自体が据え置きとなった場合でも、声明文の文言やリスク認識の変化を通じて、今後の正常化の道筋がにじむかどうかがポイントとなります。物価や賃金の評価に一段と前向きな言及が見られれば、市場はマイナス金利解除やYCC修正の時期を織り込み直す可能性があります。

さらに15時30分には、植田日銀総裁の記者会見が予定されています。ここでは、賃金・物価の見通しや、出口戦略に関するスタンスがどこまで語られるかに市場の視線が集まります。マイナス金利解除のタイミングやその後の利上げ経路について、従来より踏み込んだ発言があれば、円買い要因として意識されやすくなりますし、逆に慎重姿勢を繰り返すだけの内容となれば、正常化期待の後退を通じて円売りに傾きやすい局面も想定されます。

今日のように、日本側に重要イベントが集中している日は、東京時間を中心に、ヘッドラインに対する為替市場の反応が大きくなりやすい点に注意が必要です。

今日の見通し

今日のドル円は、久々に日本サイドの材料が主役となる一日です。これまでの相場は米インフレ指標や雇用統計、FRB要人発言に主導される場面が多く見られましたが、今日は全国CPIと日銀政策決定会合、植田総裁会見というフルセットがそろうため、東京時間の値動きがそのまま一日のトーンを決めやすい地合いと言えます。

ファンダメンタルズ分析

市場参加者が最も注目しているのは、日銀がどの程度「出口」に踏み込んだ議論をにおわせてくるかという点です。物価指標が底堅さを維持し、声明や会見の中で賃金・物価の好循環や、将来的な政策正常化に向けた準備がこれまで以上に明確に示されれば、マイナス金利解除観測が強まり、円買い材料として働きやすくなります。反対に、物価の伸びに対して慎重な評価が続き、「拙速な引き締めは避けるべき」といったスタンスが前面に押し出されるようであれば、「日銀は急いで動かない」という安心感から円売り・ドル買い戻しが優勢となる場面も想定されます。

米国側では、前日までにCPIを含む主要指標をある程度消化し終えており、今夜は目立ったビッグイベントは予定されていません。そのため、今日のドル円は一日の前半で日本サイドのイベントをこなしたあと、その結果を踏まえたポジション調整が欧州・NY時間にかけて続く、という構図になりやすいと考えられます。米金利の小さな変動に対して、ドル円が素直に追随しつつも、全体としては「日銀イベントの評価」が相場の方向感を左右する一日になりそうです。

テクニカル分析

テクニカル面で見ると、ドル円の日足は依然として中長期的な上昇トレンドの範囲内にとどまりながらも、ここ数日は155〜156円台を中心とした高値圏レンジの中での持ち合いが続いています。昨日のローソク足は、高値155.977円、安値155.278円と比較的コンパクトな値幅のなかで、始値155.640円に対して終値155.455円と小さな陰線を形成しました。上値を156円手前で抑えられた一方、下値も155円台前半で踏みとどまっており、「上値の重さと下値の底堅さが同居した、高値圏でのもみ合い継続」を示す形と言えます。

📈 移動平均線(25日・75日・200日線)
移動平均線に目を向けると、25日移動平均線はなお緩やかな右肩上がりを維持しているとみられ、その下では75日線と200日線も上向きで推移していると想定されます。三本の移動平均線がすべて上向きで、短期線が中長期線を上回る順ザヤ構造は崩れておらず、中長期的な上昇トレンド継続という評価が妥当です。ただし、足元のレートは25日線にかなり近い水準での攻防となっており、155円近辺が「短期トレンドを維持できるか、それとも調整局面が深まるか」を占う重要な分岐点として意識されやすい状況です。

📈 一目均衡表(雲・基準線・転換線)
一目均衡表では、価格は依然として雲の上方に位置しているとみられ、遅行スパンもおおむね実線の上側にあると考えられることから、中期的な強気基調に大きな変化はありません。一方で、転換線と基準線はここ数日横ばいに近い動きとなっており、「強いトレンドが続いている」というよりは、「高値圏で時間をかけて値固めを行っている」局面と見るのが自然です。155円台前半から半ばにかけては、これらのラインが集中しやすい価格帯でもあるため、この帯の上側を維持できるかどうかが、日銀イベント後の方向性を占ううえでの重要なポイントになりそうです。

📈 MACD(シグナル・ヒストグラム)
MACDを見ると、ゼロラインより上のプラス圏を維持しながらも、MACD線とシグナル線の乖離はそれほど大きくなく、ヒストグラムのプラス幅も限定的です。これは、トレンド自体は上方向ながら、モメンタムがいったん落ち着いた状態にあることを示唆しています。今日のイベントをきっかけに上方向へのモメンタムが回復するようであれば、MACDが再びシグナル線から上方へ開き、上昇トレンド再加速への期待が高まりますし、逆にデッドクロス方向へ向かうようであれば、高値圏からの調整が一段深まるシグナルとして意識されてくるでしょう。

これらを総合すると、目先の下値めどとしては155.00円前後、その下では154.20円近辺が意識される一方、上値については156.20円付近と157.00円前後が戻り売りの目安となりやすく、日銀イベントがこのレンジをどちら側に押し広げるのかが今日の焦点になりそうです。

シナリオ分析

今日の相場は、日本の全国CPIと日銀会合、植田総裁会見という一連のイベントを通じて、「日銀正常化に対する期待と警戒感」がどちらに振れるかがテーマとなります。

↗️ 上昇シナリオ(確率45%)
上昇シナリオでは、全国CPIがおおむね市場予想に沿った結果にとどまり、日銀の政策金利や声明、植田総裁会見の内容も、「現在の緩和的な金融環境を維持しつつ、物価と賃金の動向を慎重に見極める」という従来のスタンスを維持するケースを想定します。

この場合、市場は「日銀は拙速な正常化には動かない」と受け止めやすく、近い将来のマイナス金利解除観測がやや後退することで、円買いポジションの巻き戻しとドル買い戻しが入りやすくなります。155円台前半〜半ばを下値としながら、156円ちょうど方向を試す展開となり、イベントを無難に通過した安心感から、海外勢の買いも重なれば156.20円近辺のレジスタンスを上抜けて、156円台半ばにかけて上値余地が広がる可能性もあります。

↘️ 下落シナリオ(確率55%・メインシナリオ)
下落シナリオでは、全国CPIが予想以上に底堅い伸びを示し、声明や植田総裁の発言のなかで、賃金・物価の好循環や将来の政策正常化に向けた議論が、これまでよりも一歩踏み込んだ形でにじみ出るケースを想定します。

この場合、市場は「日銀が近い将来マイナス金利解除やYCCのさらなる見直しに踏み切る可能性が高まっている」と受け止めやすくなり、円買い方向への動きが強まりやすくなります。155.00円のサポートを明確に割り込むと、テクニカルなストップロスも巻き込みながら154.20円近辺まで下押しする展開が視野に入ってきます。さらに、会見の場で植田総裁がタカ派寄りのトーンをにじませた場合には、一時的に154円ちょうど近辺を試しに行く動きも否定できず、日銀イベントがきっかけとなる円高リスクには十分な警戒が必要です。

時間帯別の展開予想

🕘 東京時間
東京時間前半は、まず8時30分の全国CPIにマーケットの視線が集中します。結果が予想と大きく乖離した場合には、発表直後に一方向へ走ったあと、詳細や市場の解釈が広まるにつれて逆方向への巻き戻しが入る「往って来い」となる可能性もあります。155円台半ばからのスタートとなれば、強いインフレ結果を受けた円買いシナリオでは155円割れを試す動きが出る一方、物価の鈍化が意識されるようであれば、156円ちょうど方向への上値トライが意識される場面もあるでしょう。

正午前後の政策金利と声明発表の時間帯は、東京市場でも最もボラティリティが高まりやすい局面です。政策やガイダンスにサプライズがあった場合には、短時間で1円以上動く可能性も十分あり、スプレッドの拡大や約定の滑りも起こりやすくなります。さらに、15時30分からの植田総裁会見では、質疑応答を通じて市場の注目ポイントに言及があった場合に再度ボラティリティが高まることも想定され、東京時間を通じて一貫して値動きの荒い一日になりやすいと言えます。

🕔 欧州・NY時間
欧州時間に入ると、東京時間で形成された新たなレンジやトレンドを、ロンドン勢がどう評価するかが焦点となります。日銀イベントの結果が市場予想の範囲内に収まり、ドル円の値動きも一定のレンジに落ち着いていれば、欧州勢は米金利や欧州株の動きを確認しながら、そのレンジ内での取引を継続する可能性が高くなります。一方、日銀の決定や会見がサプライズを伴う内容となり、東京時間で急激な円高・円安が進んでいた場合には、欧州時間にかけてその反動やポジション調整が入り、東京でつけた高値・安値を更新する動きが出る可能性もあります。

NY時間は、米側に大きな指標がない分、日本時間での値動きに対する「答え合わせ」をするような場面になりやすいと考えられます。米長期金利の小幅な上下に反応しながらも、基本的には日銀イベントを受けて積み上がったポジションの巻き戻しや、週末・月末を見据えたポジション整理が中心となる展開が想定されます。もし東京〜欧州時間で急速なトレンドが発生していた場合には、NY時間にかけてその反動で逆方向への調整が入るシナリオにも警戒しておきたいところです。

今日の予想レンジ

↕️ 予想レンジ:153.80円〜157.20円
今日は全国CPI・日銀政策金利・声明・植田総裁会見という、日本サイドの重要イベントが一日に集中しているため、通常よりも広めに153.80円〜157.20円のレンジを想定します。東京時間を中心に、このレンジの内側で上下に大きく振れる可能性があり、レンジの真ん中付近で方向を決め打ちするよりも、上下の節目近くまで引きつけてから押し目買い・戻り売りを検討する方が、リスク管理の観点からも望ましい局面だと考えられます。

🔀 上値抵抗線:156.20円、157.00円
上方向については、まず156.20円近辺が目先のレジスタンスとして意識されます。この水準は直近の戻り高値圏とも重なりやすく、日銀イベントをきっかけに上振れした場合でも、いったん利益確定売りや新規の戻り売りが出やすいゾーンと見られます。その上では157.00円前後が次の上値抵抗として意識され、この水準を明確に上抜けて日足ベースで定着するようであれば、高値更新トレンドが再び意識され、158円方向への上値余地も視野に入ってきます。

🔀 下値支持線:155.00円、154.20円
下方向については、まず155.00円ちょうど前後が直近の重要なサポートとして意識されます。この水準は心理的な節目であると同時に、短期的な押し目候補とも重なりやすく、このラインを維持している限りは、高値圏レンジの枠内での調整と捉えられやすいと考えられます。これを明確に割り込んだ場合には、154.20円近辺が次の下値支持として浮上し、このゾーンをも下抜ける展開となれば、高値圏レンジから一段下の価格帯へのシフトとして警戒が必要になってきます。

🔃 ブレイクアウト条件
上方向のブレイクアウト条件としては、日銀イベント通過後に157.00円前後のレジスタンス帯を明確に突破し、そのうえで日足ベースで157円台を維持して引けるかどうかが重要なポイントになります。この条件が満たされれば、158円方向への高値更新トレンドが意識され、ドル高・円安がもう一段進むシナリオが現実味を帯びてきます。

下方向については、155.00円と154.20円のサポートを連続して割り込んだうえで、日足が154円台前半、あるいはそれをさらに下回る水準でクローズするようであれば、高値圏での持ち合いから一段深い調整局面に入ったと市場に受け止められやすくなります。その場合、次のターゲットとして153円台後半〜前半が意識されやすくなり、短期的には円買い優勢の地合いが続く可能性も想定しておきたいところです。

⚠️ 注意すべきリスク要因
今日は、日本発の重要イベントが一日に集中することで、特に東京時間のボラティリティが高まりやすくなります。CPIや政策決定、声明、記者会見のヘッドラインが断片的に伝わった場合、市場がそれを過度に拡大解釈して一方向へ走ったあと、全文や文脈が明らかになった段階で逆方向へ大きく戻される「ヘッドライン・リバーサル」が起こる可能性もあります。

指標やイベントの直後はスプレッドの拡大や約定の滑りが発生しやすく、逆指値やストップ注文が想定以上に不利なレートで執行されるリスクも高まります。短時間の値動きだけで判断するのではなく、金利・株価・他通貨の動きも合わせて確認しながら、市場全体が日銀のメッセージをどう受け止めているのかを見極めていく姿勢が大切です。

☑️ 投資判断における留意点
今日のように、日本側のビッグイベントが連続する日は、「大きく取れるチャンスがある日」であると同時に、「一度の判断ミスで大きく損失を出しやすい日」でもあります。イベント直前直後のもっとも荒い時間帯に大きなポジションを持ち込むほど、スリッページや一時的な乱高下に翻弄されやすくなります。

エントリーを検討する際には、あらかじめ自分が許容できる損失額から逆算してロットサイズを決めておくこと、どのレートまで逆行したら必ず損切りするのかを事前に具体的な水準として決めておくこと、そして指標直後の「最初の一波」だけを追いかけすぎず、相場が一度落ち着きを取り戻したタイミングで改めてチャートとファンダメンタルズを確認することが重要です。

ボラティリティの高い局面では、一回のトレードで大きく勝とうとすればするほど、感情に振り回されやすくなります。今日のような重要イベントの日こそ、自分のトレードルールとリスク管理を最優先に、「無理をしない」という選択肢を持ち続けることが、長くマーケットと向き合っていくうえで何よりの防御策になるはずです。

免責事項

本記事は、為替相場の動向に関する一般的な情報提供・分析を目的としたものであり、特定の通貨ペアの売買や投資を推奨するものではありません。投資判断は、読者ご自身の責任と判断において行ってください。本記事の内容に基づいて生じたいかなる損失についても、当サイト運営者は一切の責任を負いません。